2016-03-30

明日発売の『週刊文春』では、また犠牲者がでるようだ。文春の無慈悲な鉄槌が再び下される。その鉄槌をあびる人たちは次の3組である。

(1) とにかく明るい“不倫現場”安村がパンツを脱いだ!
(2)保育園ヤジ議員”菅原一秀議員が国会休んで愛人とハワイ旅行
(3) 乙武氏妻が「謝罪の理由」を初告白

というタイトルから分かるように、お笑い芸人の明るい安村、衆議院議員菅原一秀、スポーツ評論家の乙武氏とその関連の人々である。

不倫というか、この手の「下ネタ」は、正直言って、飽きた感じがする。自分は今まで喜んでこの種の記事を読んできたが、少々反省している。この手の話題に乗らずに、超然として矜持する心がけの人も、私の周囲には何人かいる。そんな人を見習わなければと思う。

現在、我が国において、人々が本当に頭を使わなければならないのは、ますます深刻度がます超高齢化社会とそれにともなう財政破綻の問題である。医療保険、年金制度、介護保険、生活保護の諸制度が崩壊に面している。

また次のような問題も深刻である。若い人がなかなか正規の職に就けない。就けたとしても生活できるかで、結婚できるだけの給料ではない。また、日本の産業の国際競争力の低下や、北朝鮮の核問題など、我々の生存を脅かすような大問題が至る所にある。

本当はそのような深刻な問題を真剣に見据える必要がある。しかし、人々はその深刻な問題に目を据えることを忘れて、他人の下ネタを追うことに夢中になっている。

と自己反省をする次第である。管理人のこのブログは芸能人のスキャンダルをよく取り上げるくせに、今日は、管理人はこのようなことを言って、格好をつけている。

管理人はこのように矛盾の多い存在だということでご寛容いただきたい。なお、今週の週刊文春は購入しない。本屋でも立ち読みしない予定である。

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貝のように口を閉じていたい。