2016-07-19

これからの数年、いくら資金がかかるか調べていた。今の自分の貯金と年金、そして嘱託としての給料、この3つが収入源である。問題は子供二人の学費である。自分は晩婚なので子供はまだ大学生だ。上の子供は今年度で卒業である。前期の授業料は収めたので、あとは後期の授業料を払えばそれでケリがつく。

下の子供は今2年生だ。なんとか学費は出せるが、その頃は貯金が尽きてしまうのではと心配する。自分は何回か転職したので退職金が少ない。二つ前の職場の退職金で住宅ローンを一括返済したので、その時点で貯金がほとんどなくなった。住宅ローンのケリをつけたのはいいが、居住地が変わったのでそこに住むことができない。

住宅ローンを返した時点でその家を売却すれば、今の居住地の近くで家を買えたかもしれない。ただ、なにがしかプラスのお金が必要になり、やはりローンを組むことになったろう。自分の歳で住宅ローンはおそらくどの銀行も貸してくれないだろう。よって、最終的にはその家に戻ることになる。ただ、とにかく、ボロ家とはいえ、一軒ほど自分の家があることは一安心だ。最終的にはそこに戻るのだ。

それから前の職場の退職金だが、勤務年数が少ないので退職金は少ない。それを大事に、虎の子のようにして、今、少しずつ使っている。いつになったら、年金が満額もらえるか、これが心配だ。国民年金は自分が65歳になってからは満額もらえている。しかし、介護保険料とか、家内の国民年金の掛け金がそこから引かれるので、実際にもらえるのはかなり少ないが、それでも満額もらっているので、これはこれでいいだろう。

自分にとって、問題は共済の年金である。3月31日に前の職場を退職したので、6月15日の年金支給日には共済年金を満額もらえるかと期待していたら、雀の涙ほどしかもらえなかった。本部に電話して聞いてみても要領を得ない。前年度の収入の平均月収と現職場の月収を足して2で割った金額をもとに、支給される年金が決まるようだ。自分は嘱託として仕事をしているが、そのことが在職とみなされて、共済年金支給に影響しているのか。などなどよく分からない。

とにかく、下の息子が大学を終わるまで、自分は頑張らなければならない。下の息子の授業料、教科書代、定期代、その他、物入りが多い。さらに、来年から息子は下宿することになっている。毎月の仕送りなど、年金生活者にとっては、大変なことが続く。それが終わったら一息つけるのだが、でも家族の一人でも健康を損ねると、もう万事休すだ。

036_01