昨日、今日と雨である。私の印象としては、今年は雨が多い年である。例年は秋晴れで快適な日が続くのに、今年はどうしたのか。

知人の奥さんが癌で亡くなった話をこの数日ブログでしているが、自分も何か恐ろしくなって、保険に入りたいと考えるようになった。知人が奥さんを亡くして、あと2~300万円ほどあれば、もっといい治療を受けさせられたのにという言葉は身にしみた。

ただ、早期の段階で分かったのならばいいが、ステージ4ぐらいで癌であることが分かったならば、どんな治療をしても、結果はそんなに変わらない気がする。とにかくこまめに検診を受けて、できるだけ早期の段階でガンであることが分かるようにすることだが肝要と思う。

がん保険というサイトに飛んで、色々と調べてみる。自分の年齢でも、まだ入れるようだ。保険会社によっては、75歳までとか、85歳までという保険もある。月に5,000円から10,000円前後の支払い100万前後の支払いを受けるようだ。これは得なのか、癌にならなければまったくのムダ金のような気もする。すると高額治療制度という制度があることを知った。

健康保険制度には、高額治療制度があり、一か月の費用は上限で8万円程度で抑えられるそうだ。ただ、最初は自分で払って、それから、払い戻し請求をする。それは3か月後ぐらいにお金が戻るそうだ。

さらには、医療保険に入って、毎月、お金を払い続けていたとしても、一定の条件下でしかお金が支払われない。そして、その条件は意外と厳しいものだったりするようだ。支払いを申請しても保険会社はいろいろな理屈を見つけてきて、なかなか払ってくれない、という話はよく聞く。

とにかく、高額治療制度があるので、3か月のつなぎの資金、つまり緊急用に150万ほど医療費を貯蓄しておくことが一番大切なようだ。そう考えると、毎月、医療保険にお金を払い続けるよりも、そのお金を「貯蓄」に回した方が合理的なようだ。

生命保険のサイトにも飛んでみる。自分は65歳なのだが、これからは入れる生命保険はあるかどうか。いくつかプランがあって、月2万円の支払いで1000万円の生命保険があった。1000万円のお金か。子供がもうじき一人前になる。私が亡くなっても家内は遺族年金として7割ぐらいは入るし、自宅もあるので、大きな出費もないだろう。それよりも、月に2万円の支払いをする力が自分にはあるのか。そんなことを考えてしまう。生命保険も必要ないようだ。

それよりも、老人ホーム入りのための資金をためる方がより賢明なようだ。

老人ホームの個室
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