昨日はかかりつけの医院に行った。2カ月にいっぺんほどだが、高血圧とコレストロールの薬をもらうのだ。そして、最近は糖尿病の疑いもあるので、検査するようにと言われている。

医者から採血するようにと言われ、指示されるままに、採血室に入る。看護師が私の腕をアルコール消毒して、それから採血した。

採血した血だが、一滴ほどをスポイドで取り出して、その場で測定をする。何やら容器に入れて、機械につなぐ。看護師は数分で結果が出るから待合室で待つようにと指示する。

待合室で待っていると、医者から声がかかる。診療室に入る。医者は表を見せてくれて、HbA1c(%)が6.2%なので前回の数字よりは改善されたという。それで「これなら、まあ、いいでしょう。でも、これから定期的に検査はしましょう」との言葉だ。

HbA1c とは何かとネットで調べると以下のように何やら難しい説明がある。サイト「糖尿病教室」http://www.furano.ne.jp/utsumi/dm/hba1c.htm から貼り付ける。

ヘモグロビンは赤血球の中に大量に存在する蛋白で、身体の隅々まで酸素を運搬する役割を担っております。赤血球の寿命はおよそ120日(4ヶ月)といわれています。赤血球はこの間ずっと体内を巡って、血管内のブドウ糖と少しずつ結びつきます。高血糖すなわち余っている糖が多ければ多いほど結びつきが増えグリコヘモグロビン(HbA1c)も多くなるわけです。したがって血液中のHbA1c値は、赤血球の寿命の半分くらいにあたる時期の血糖値の平均を反映します。すなわち外来で血液検査をすると、その日から1~2ヶ月前の血糖の状態を推定できることになります。
正常値は、4.3~5.8%で、6.1%以上であればほぼ糖尿病型と判断して良いことになっています。

自分の値は6.2%なので、これだと糖尿病になっていることでは?と思ったが、以下のような説明が続いている。

HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)が変わります!
日本糖尿病学会では、2012年4月1日よりHbA1cの表記を日常の診療において国際標準値(NGSP値)を使用することの決めました。したがって、これまで使用していた数値(JDS値)よりおよそ0.4%高くなります。
 

これまでの数値から
 およそ
0.4%
高くなります。
  これまで(JDS値)    2012年4月からNGSP値へ
 例えば 6.1%   →   +0.4%で 6.5%

自分は旧基準では糖尿病だが、新しい基準では糖尿病ではないようだ。それにしても、境界線上にあることは間違いないだおる。これから、気をつけていきたい。しかし、この歳になると、もう食べることしか楽しみはなくなる。

むかし、村田英雄が糖尿病と診断されても、全く構わずに酒を飲み続けて、結局は両足を切断することになった話を思い出した。

気をつけなければと思う。医者から『糖尿病連携手帳』なるものを渡された。今度からこれに数字を記入するようにとのことだ。この手帳を大事にして、じぶんの健康を守ろうと思う。(とは言いながら、昨晩は黒霧島を飲んだ。でもワンカップだけ)

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