アメリカの新大統領は今までの大統領とはかなり変わっている。異色の大統領である。また、その家族も華やかで注目を浴びている。その中で注目を集めつつあるのは、トランプ大統領の娘夫婦である。

ドナルド・トランプは3回結婚している。1回目の奥さんはイヴァナ・トランプである。この二人の間には二人の男の子と一人の女の子がいる。長女はイヴァンカ・トランプである。今、この長女が父親を支えている。

私の感覚だと、夫婦が離婚騒動をしたら子どもたちは母親に引き取られてゆく。そして、父親は養育費は払うのだが、子どもたちとはほとんど没交渉となる。それが日本での離婚後の家族関係である。

しかし、アメリカでは、もう少しドライに割り切っている。離婚もあり得ることだという意識がある。子どもたちも父親を恨んだりすることは少ない。離婚してからも子どもたちと父親の間にはつながりがある。

トランプの場合は、今回の大統領戦では、子どもたちは全員がトランプの手足となって働いた。離婚後も子どもたちのために、トランプは厚いサポートをしたので、家族たちは父親から捨てられたという意識は持っていなかったようだ。その意味では、子どもたちとは一心同体だし、離婚後の妻たちとも結構仲がいいようだ。最初の奥さんが再婚の結婚式には元夫のトランプも出席している。日本では、結婚式に元夫や元妻を招待するだけの気持ちの余裕はない。

さて、最初の奥さんのイヴァナ・トランプとの間にできた長女はイヴァンカ・トランプである。この女性はモデルをしていたというだけあって、美女であり、身長も180cmほどあって、知的な感じもする。

また、旦那さんもイケメン長身で知的な感じがする。つまり絵に描いたような美男美女の組み合わせである。正直言って、羨ましいを通り越して、こんなカップルもいるのかとただただ驚くばかりだ。

夫のジャレッド・クシュナーは大統領の上級顧問である。ハーバード大学卒業である。Twitter より

娘さんのイヴァンカは安倍首相とトランプ大統領の会見にも参加したと聞く。現在のところの評判は、父親と比べるならば、かなり理知的で冷静な判断ができる人だと聞く。

華麗なる一族である。さて、トランプ大統領であるが、4年間持つのかという疑問もある。過激な発言と行動で何だか弾劾を受けそうだが、どうなるか。

この華麗なる一族は異色の大統領を支えきれるか。

話は変わるがケネディ大統領の家族も華やかな一族として脚光を浴びた。でも、それが災いしてか、子孫たちは麻薬やアル中で今はぱっとしない。トランプの家族はどうなるか、歴史書には将来どのように書かれるのか。