4月だ。金銭的には苦しい月がやってきた。自分は以下の支払いをしなければならない。

(1)自宅の固定資産税
(2)実家の固定資産税
(3)確定申告の税金の支払い
(4)車の車検代
(5)子どもの大学の前期授業料

以上の5つで頭が痛い。無視できるのは(1)(2)(3)である。今年は自宅の固定資産税の支払いをストップしようと思う。督促状が来るだろうが、2年後、つまり次男が大学を卒業したら、金銭的には余裕が出るだろうから、その時に払う予定だ。2年間ぐらい、滞納したからといって自宅の差し押さえはないだろう。

実家の固定資産税、これも苦しい。親が生きていた頃は親が固定資産税を払っていた。しかし、父も母もいなくなったので、私が全面的に管理することになっている。ただ、これは自分の年金の口座から自動的に引き落とすように手続きをしてしまった。いまさら、自動引き落としを止めるのは手続き的に面倒くさそうだ。これは払うしかないかな。嫌だけど仕方がない。

実家の庭は年に二回シルバー人材サービスにお願いして草刈りをしてもらっている。そのお金を支払うのも嫌である。庭などは放置しておきたいのだが、草が生い茂ると虫がわいて、近所の田畑に侵入するので、きちんと草刈りはするようにと言われている。自分は遠地に住んでいるので、自分自身が草刈りなどできやしない。それに草刈り機の使い方も知らない。それゆえに、シルバー人材サービスにお願いするしかないのだ。

固定資産税の納税通知書には、「空き家バンク」に登録を勧める案内状が同封されていた。案内状には、「空き家を探している問い合わせが増えています」「家を貸しても、あるいは売ってもいいという人は是非とも空き家バンクに登録して下さい」とあった。本当は売りたいのだが、売値よりも、売るために不要品を処分したり、トイレや台所を手直ししたり畳を入れ替えたりすると、その方の費用の方がかかる。結局は売れないのである。

確定申告の支払いは、もう支払いの予約を金融機関で行った。今から取り消しもできまい。税務署に行って支払い猶予の交渉にいきたいが、わずか数万円で交渉もできまい。支払うしかないか。

車の車検も頭が痛い。本当は新車を買うべきなのだが、こんな老人が車の新規ローン申請をしても受けてもらえるかどうか分からない。現金で買うのは無理だ。すると、今ある車を大切に使いながら、あと数年は乗っていくしかないのだ。それで車検だ。うーん、車検の費用の10万円だが、費用の捻出が苦しい。

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OpenClipart-Vectors / Pixabay

次男の前期授業料がある。これは何があっても支払わなければならない。そして、後期の授業料もある。これらは別枠で貯金してあるので、そこから引き出す予定だ。

毎月の収入は年金と嘱託の仕事からである。これだけの収入では毎月どうもマイナスだ。何か臨時収入はないか考える。引っ越しをしたアパートの敷金がいくらか戻れば助かる。そして6月のボーナスでいくらもらえるかである。これらですべての費用をまかなうことができればいいのだが。

家内は買い物が好きである。家計の管理はできないようだ。私がどうしてもやらざるを得ない。収入と支出のバランスを考えると頭が本当に痛くなってくる。