昨日、「電柱敷地料のお支払い内容等」と書かれた通知書が入った封筒が北陸電力から届いた。

自分の実家は石川県にある。親はなくなり、実家は私の名義になっている。実家の庭の片隅に一本電柱が立っている。その電柱の敷地代として北陸電力は3年に一回、3年分としてお金を振り込んでくれる。

手紙には、電柱番号が書いてあり、その敷地代として、3年分の9,000円払ってくれるそうだ。3年分だから、一年あたり、3,000円である。何もしなくても、お金を払ってくれるというので、ありがたく頂戴することにする。これが不労所得のありがたさか。通知書には8月23日過ぎに支払われると書いてある。

大地主で自分の敷地内に何本も電柱が立っている人の場合は、たくさんのお金がもらえるのだ。10本ぐらい立っていたら、9万円か、ちょっとした小遣いにはなるな。

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ただ、自分としては、高圧線が敷地内を走っているのは歓迎しない。敷地料がもらえたとしても、電波障害があるだろうし、万が一高圧線が切れて、垂れ下がってきたらと考えると怖い。

敷地内に電柱があれば敷地料としてお金が入るから、人々は喜ぶかと思っていたら、そうでもないようだ。ネットで調べると、電柱があったりすると倒れる危険があるので、不動産の値段は下がるそうである。そのために電力会社に撤去を求める人もいるそうだ。

さて、同封の通知書をあらためてみると、住所や振込口座の変更があれば、同封の変更通知書を送り返してくれとのことだ。何も連絡がなければ3年前と同じように振り込むという。

私は住所を変更したので、住所変更の連絡をすることにした。3年後はまた9,000円をもらえそうだ。