自分の食事のスタイルを考えてみると、お腹がすいたから食事をするのではなくて、食事の時間が来たから食事をするというスタイルだ。時間に縛られている。これは長い間、サラリーマンをしていたので、その習慣が身についてしまったからだ。あさ、7時頃に食事をする。食欲があろうがなかろうが、とにかく7時に食べるのだ。そのあとは歯を磨き、トイレにゆくと順番が決まっている。

昼になれば、昼休みに食事をする。少し早めに食事をしたいと思っても、12時前までは仕事がある。あるいは、今日は食欲がないので、13時頃に食事をと思っても、無理矢理に12時から昼飯を食べる。東京でサラリーマンをしていた頃は、食堂はお昼時はどこでも満員で、みんな少しずつ時間を場所にずらせば、場所に余裕がでていいのに、といつも思っていた。

夕食は朝と昼と比べると不定期だ。帰る時間がいつも一定という訳ではない。残業があったり、急に同僚と食事をということもある。でも、これも帰宅したら食事、あるいは同僚と話しをするために食事をするという風になっていて、お腹がすいたから食事ではなかった。

これは不自然なことだと思う。もうじき、自分は完全リタイアになるが、その時は生き方は自然の流れに任せたい。無理に時間を決めて、朝飯、昼飯ではなくて、お腹がすいたら食事をするという風にしたい。

しかし、そうなると作る側からすると非常に困ったことになる。家内としては、予定を組んで買い物に行き、食事の支度をするのが一番都合がいいのだ。どこかで妥協をしなければならないのだが、完全リタイアになったら、少しは自分のわがままを通したいと思う。

PIRO4D / Pixabay

目覚ましをかけて強制的に起きる。もうそんな生活ともおさらばだ。お日様が出て明るくなったら起きる。眠くなったら眠るという生活でいいのではと思う。自然の流れに沿って生きてゆきたい。