自分は小学生のモデルであった黒坂莉那さんのことが気になって、今まで何回かこのブログでも話題にした。なぜか気になって、彼女のオフィシャルブログを再度見てみる。相変わらずモデルとして活躍しているようで、いろいろな雑誌に登場しているようだ。

ブログによれば、彼女の背丈は163センチである。背丈はもう大人の女性並みの高さに達している。さらに、これからも伸びるであろう。今は中学2年生とのこと、青森から東京まで新幹線に一人で乗ってモデルの仕事にくるそうだ。

黒坂莉那さん

ネットで見ると小学校の高学年ぐらいからたくさんのモデルがいる。それぞれが夢を語っている。一様にモデルとして成功することと述べてある。そのために、美容やダイエットを意識して生活をしているようだ。

彼女たちのブログだが、自分だけで書くのではないと思う。大人がいろいろとアドバイスをするのだと思う。そんなこともあり、書かれてある内容が同世代の女の子にストレートにアピールする内容だ。同世代の女の子に、ロールモデルを与えて、黒坂さんのようになりたいと思わせる。そして彼女たちが着た服や使った化粧品は、同世代の女の子がたくさん買っていくのだろう。

女性達は13歳ぐらいから美しくなりたいと意識して、美の競争を始めるのであろうか。おしゃれな服や化粧品はそのための必須のアイテムであろう。

AKBのメンバーにも若い人が多いが、AKBが対象とするのは、同世代以上の男の子である。20代や30代の男性諸君にもファンの人が多いようだ。男性が対象となるから、性的なアピールも行う。男性諸君は商業資本にまんまと乗せられて、握手会のためにCDをたくさん買ったりする。所属事務所は商売が上手だと思う。

ところで、男の子が13歳ぐらいで何か全国的な活躍をすることはあり得ない。中学校の男の子用のファッション雑誌などは存在しないだろう。20代や30代になるまで待つ必要がある。また、その年代で、歌手としてデビューしたり、大発見をするとか、起業などのことはあり得ない。少なくとも高校を卒業してからが人生の真のスタートである。

男は就職してからラットレースがスタートする。近年はブラック企業も多くて、鬱になる人もいる。満員電車に揺られながら、生存競争という激しい戦いが始まる。

自分は、定年退職して、嘱託のような仕事をしている。一応、ラットレースからは抜けることができたのだ。職場の若い人たちを見ていると、激しい競争があるので、見ていると気の毒だ。自分はもうそんな時代を過ぎたので、その点で気楽だ。