スノータイヤを購入するか迷ったが結局購入した。10年前の古いスノータイヤを持って行ったら、アルミホイールに接続する部分は再利用できるとのことであった。値段だが、14インチだと安いのと高いの2種類のタイヤがある。56,000円と64,000円である。当然、安い方のタイヤをお願いする。タイヤ店は、その日は混雑していたように思えたが、数えると、だいたい4組ほどであった。そんなに多くが待っているわけではなかった。1時間ほどもしないうちにタイヤ交換が終わり、料金は56,140円である。消費税、交換手数料、古いタイヤの破棄費用なども込みで、この値段である。相場より、安いのか高いのか、正直言って分からない。

親戚の人で、大きな車、16インチのタイヤの車を持っている人は、今度タイヤ交換をするのだが、見積もりで12万円だと言われているとのことだ。そんなことを考えれば、自分の車はコンパクトカーであることでよかったと思う。たしかに多くの人が、大きなバンを運転していて、それらの車と並ぶと自分の車は見劣りがするが、そんな大きな車は金食い虫だと思う。この年になれば、車のことで変な見栄を張っても仕方がないと思う。

HutchRock / Pixabay

さて、運転してみる。今まで、ノーマルタイヤで運転したときと比べると、たしかに違和感がある。重い感じだ。ハンドルが軽快ではない。自分の気のせいかもしれなが、助手席に座っていた家内も同じような感想を述べている。

さて、次の日だが、東海北陸高速道をこのタイヤで走った。天気予報では、雪とのことだったが、自分が走ったときは、曇り空で、雪は降ってこなかった。でも、野原や山はうっすらと雪がかぶっている。山の木が白く変化したのはとても美しい。

とにかく、スノータイヤで走るといい点は、天候が急変して雪が降り始めることを怯えなくてすむことだ。昔は、ノーマルタイヤで冬出かけるときは、天気予報を見ながら、大丈夫かなと心配しながら走ったものだった。

それからもう一つの利点は、自然とローテーションができることだ。自分は夏タイヤを付けてから今まで全然ローテーションをしてこなかった。冬タイヤに交換して、春になったら、まあ夏タイヤにするのだが、その時は自然とローテーションをすることになる。偶然の一致で、タイヤが以前と同じ場所に着用されるということは、まさか、そんなことはないだろうな。