昨日、自分の金銭収入と支出の計算をした。いま、子供に毎月仕送りをしている。さらに半年に一回だが授業料を振り込んでいる。それに対応する収入は、年金と嘱託としていただく給料だけである。自分の子供は遅くして生まれた子供なので、まだ大学生である。自分のこの歳になっても、仕送りを続けなければならない。子供の卒業まで、あと1年と2か月ほどだ。毎月乏しい貯金から引き落としている。

自分の計算によれば、あと3か月ほどは仕送りができる。授業料は別会計としてある口座に入れてあるので、これは授業料の振込の時期が来たら、引き下ろして振り込む予定である。授業料はいいとして、問題は仕送りである。

昨年も同じ問題に直面したが、親戚に山を売ることで前金を受け取り、それで何とか急場をしのげた。問題は親戚のほうも資金切れをおこして、山を売却した残金を受け取っていないことだ。親戚は残金を払うことができるのか否か、そちらのほうは見通しが立っていない。

今年も資金的に厳しそうだ。あと、3か月で貯金がなくなるようだ。対策として3つほど考えている。

古いお金だ。和同開珎

(1)まず、今年の税金などの支払いを1年ほど遅らすことだ。2018年度の固定資産税、介護保険税、住民税は払わない。当然、督促状が来るだろうが、無視して、来年以降に払う予定だ。

(2)50万円ほど借金をする予定だ。日本政策金融公庫に教育ローンを申し込むのだ。最大で350万円まで貸してくれる。自分はそんなに必要としない。年で1.76%の金利である。ただ、手続きに2週間ほどかかりそうだ。また、子供が通っている大学から在学証明証を取り寄せる必要があるようだ。

子供には実は親が借金をしていることは知られたくない。子供は負担に感じるだろうし、そんなに家計が逼迫しているのか、と心配をかけたくないのだ。

(3)その場合は、高利だが、キャシングがある。以前、イオンから、自分は65歳を超えたのでキャッシングはできないという通知が来たことがあった。65歳が一般に引退で働けなくなるというイメージで金を貸してくれるところはなくなるようだ。でも、楽天カードから毎月届く使用明細メールには、キャッシング枠が示されていて、30万円まで可能だと書かれている。楽天カードは当然、私の年齢は承知していて、それでキャッシングは30万円までは可能だと述べているのだろうから、いざという時は金を貸してくれると思う。でも、金利が18%というのは痛いな。やはり教育ローンに最初はお願いするのが筋だろうな。


来年の今頃になれば、子供の卒業も見えてきて、心理的には楽になる。この数カ月で、車の冬タイヤの購入、親戚への香典、台所の水回りの修理、と急な出費が続いた。少々パニックになった。若いときに十分な貯蓄をしてこなかった自分が悪いのだが、子供の教育費でこの時期にこんなに苦しむとは気づかなかった。