2016-03-13

このところ、アルコールとの付き合い方が上手になったように思える。一日置きにアルコールを飲むようになったからである。自分は60代の半ばの年齢なので、アルコールはを飲みたいという気持ち自体はかなり弱まってきた。

しかし、惰性というか、夜食にはやはり何かアルコールがないと寂しい気がする。通常は、カップ酒を1カップか、ビールを1缶、あるいは焼酎を1カップだけ購入するのだが、時々は2カップや2缶を飲むことがある。ただ、3カップや3缶飲むことはもうありえない。それだけの体力はなくて、2カップや2缶ぐらいで寝てしまう。

近頃は時々断酒するべきと考えることがある。しかし断酒すること自体がストレスになってしまう。どうしたらいいのか。そんなときに、ネットで一日置きにアルコールを飲んでいるという人の記事を読んだ。その人は、断酒だとやはり夕食の場が寂しく感じるが、一日置きに飲むことにして、明日は飲めるのだと自分に言い聞かせると我慢ができると述べている。それで自分も真似してこの3週間ほどはそのやり方を行っているが、たしかに効果的である。

「今日は我慢しよう。でも、明日は飲もう」と決めると自分の欲望を制御することができる。そして、徐々に一日置きのルールに慣れてくる。

今の時期のように人事異動の季節では歓迎会や送別会などの宴会がある。そのときは、自分はビール一杯だけいただいて、あとはウーロン茶で押し通る。自分の年だと周りの人も酒を無理強いしない。

また、自分自身も自宅で飲むときはリラックスして飲めるのだが、他人と一緒に宴会場などで飲むのはあまり美味しいとは感じない。酒の勢いでつまらないことを言ってしまうかも知れない。それで人に不快な思いをさせたくない。また道路際に寝込んで金目のものを奪い取られたりすることがあるかもしれない。

なお、自分は外国旅行のときは、ホテルの中でしか飲まない。飲んで帰り道が分からなくなったり、夜のタクシーでぼられたりするのではと心配するからである。とにかく治安の悪い外国では、外での飲酒は冒険であろう。

このように、最近は、一日置きにワンカップか1缶だけを自宅で飲む。その方法が自分には一番合っているように思う。酒が飲める日にコンビニに寄って、何を飲むかアルコールを選ぶのは楽しい作業である。

Pexels / Pixabay