昨日、イオンのショッピングモールに行った。7〜8割の人がマスクをしている。私もマスクをしたかったのだが、マスクが入手できない。人混みは避けたいが、買い物はしなければならないので、やはりショッピングモールには定期的にきてしまう。マスク無しでショッピングモールをうろついた。

さて、昨日発見したことはトイレットペーパーまでも売り切れとなっていたことだ。座るスタイルの水洗便所は楽だが、欠かせないものは水溶性のトイレットペーパーである。

昔の思い出だが、昭和の40年代までは各家庭にボットントイレも結構あった。紙が水溶性であるかどうかは意識しなかった。お尻を拭く紙として、新聞を切ったものや硬いちり紙などが、使われたりした。その当時は、そんなものだと思っていたが、今では、そんなトイレを使うのは無理になった。

私のように年少のころはボットントイレにも慣れていた人間でもそのように感じるのであるから、自分の息子たちのように、生まれてから一度も経験していない人間には、ボットントイレは無理だろう。

子供達が小学校の頃は大便を学校ではできなくて、わざわざ家まで戻ってきてしたことを思い出す。

さて、文明人は多くのインフラに頼っている。電気、水道、ガスなどを始めとして多くのものに依存している。そんな社会を支えるのは、高度に組織化されて複雑な現代社会だ。

自分はまだ働いているが、そろそろ完全引退かと思う時もある。田舎はつまらないという人もいるが、都会の人と比べれば、まだ自給自足がやりやすい。私の祖父母の時のように、ほとんど金を使わないで、という生活は無理だろうが、少なくともそれに近づけることはできそうだ。完全引退後の自分の楽しみとして、現代のロビンソンクルーソーを目指してみたい。

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