マスクを一生懸命探しているが見つからない。我が家ではストックがあと20枚ほどある。毎日家内と私で使っているので、あと10日ほどでなくなる計算だ。もったいないので時々はマスクをしないで外出する。だが、コロナウイルスがこれ以上広まってくると、外出するときは必ずマスクをしないといけなくなるだろう。

トイレットペーパーはどうやら市場に出回り始めた。今日もいくつかのスーパーやドラッグストアを回ったが、半分ぐらいのお店には在庫があった。工場に在庫は豊富であり、あとはトラックなどが運んでいるというので、流通の問題だと思う。基本的には、トイレットペーパーはもう不足することはないだろう。

しかし、マスクは問題だ。3月の半ばごろには目安がつくということだが、もしもさらに拡大傾向が続けば、マスクは今後も慢性的に不足となる。近所のドラッグストアが9時ごろに開くので、明日は開店と同時に訪問して、もしあれば入手したいと思う。

自分の記憶では、サーズの時もマスクは不足したと思う。でも、日本ではそんなに感染者がいなかったので、今回みたいな騒ぎにはならなかった。もう少し古い話だが、2000年になる時、新年になるとコンピュータの日付が狂うのでインフラが機能しなくなるというような噂があった。そのときは、我が家はミネラルウオーターなどをたくさん買い込んでいた。その前は、オイルショックの時か。私の記憶は曖昧だが、何かをたくさん買い込んだ記憶はある。

災害に備えて、ある程度の備蓄が必要なのだが、でも、どの程度の備蓄にするかがわからない。

さて、今回のウイルスの蔓延が終息しても、マスクはかなり溜め込んでおこうと思う。今後は毎年、似たようなことが起こると思った方がよい。ウイルスが突然変異を起こして、毎年どこかで流行し始める。これだけ、グローバル化した時代ならば、アフリカやヨーロッパの片隅で生じた伝染病は、世界中に飛行機を介して、すぐに広まってゆく。今度はたくさんのマスクを保存しておくこと、私が得た教訓だ。

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