昨日のブログで、年配の女性が白髪で長い髪にするのは「みっともない」という話をした。それは魔法使いみたいな印象になるからだ、つまり、ヘンゼルとグレーテルの童話に出てくる魔女を連想させるからだ。

若干、話を補足したい。イスラムの国では、女性がベールをかぶって髪を出さないのは「髪には性的な魅力がありすぎて自然と男性を誘惑してしまうので、性的な魅力を抑えるためにベールをかぶる」と聞いたことがある。なるほど。

日本の古典文学を読むと、昔は長髪が美人の条件とされていたことが分かる。当時の絵巻物などを見ると貴族の高貴な女性たちは全て長い髪であり、黒くて長い髪をアピールしている。

今でも、若い女性たちは長い黒髪をアピールしている。でも、年齢がいってくると、髪は短めにしていくようだ。その方が、活動的でもあるし、過剰な性的なアピールを抑える効果もある。(尼さんが断髪するのもそのためかも知れない)

長い黒髪は清楚な感じがする。また、何となく、上流階級出身というイメージがある。つまり、若さ、清楚さ、お嬢様、という最強カードが揃ってしまうのだ。

そんなことで、白髪の長髪はやはり女性には向かない。70歳の女性が白髪の長髪であることは、まるで年配になっても、ミニスカートを履いているかのように、場違い感が出てしまう。

さて、いろいろと語ったが、

これは男性目線の話であり、これを読まれて不愉快に感じた女性がいるかもしれないが、お許し願いたい。

mohamed_hassan / Pixabay