韓国ドラマ『ドドソソララソ』を視聴した。このところ、韓国ドラマにいろいろと挑戦をしているが、すぐに飽きてしまう。なかなか最後まで視聴することができない。そんな中だったが、『ドドソソララソ』は比較的に面白く最後まで視聴することができた。あらすじは、裕福な家に生まれたピアニストが結婚式で花婿に逃げられて、また父親が亡くなり、一挙に貧しい生活に陥るが、そこからまた這い上がってゆく話しだ。女性が貧しい地位から這い上がって行くには、どうしても財閥の御曹司と恋愛関係になる必要がある。韓ドラのこの傾向は問題だと思う。つまり女性が成功するには、金持ちを見つけるしかない、というメッセージを視聴者に送っているわけだ。これは、もちろん日本のドラマでも同じかもしれない。

いろいろな音楽がドラマで使われているのが興味深い。でも、こんなにあからさまにクラッシック音楽が出てきて、ドラマ中でイタリアやドイツの音楽が最高というメッセージを発信しまくると、西洋かぶれも甚だしいという気もする。まだ、発展途上国のコンプレックスが韓国には残っているのか?

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『きらきら星変奏曲』はモーツアルトの作品だということは知らなかった。また、『乙女の祈り』もよく登場する。このドラマの前は、『ペントハウス』を見ていた。この話は面白いが、話しが跳びすぎてついてゆくのが難しい。でも『ペントハウス』には、それなりに満足した。シーズン2とシーズン3を視聴したくて、ドコモが運営するLuminoというサブスクリプションに加入した。ただ、『ペントハウス』のシーズン2は、あまりに話しが跳びすぎて、脈絡が追えない。エピソード3ぐらいでやめて、すぐにLumino を解約した。もう少し、丁寧にドラマを作ればと思った。なお、この話しも西洋の音楽かぶれの話しだ。ベートウベンのピアノ協奏曲3番がでてきたり、オペラの一節とかである。韓国最高の音楽高校はすべてクラッシックばかりを勉強している。なお、ここで登場した音楽が、『ドドソソララソ』のクラシック音楽と混合して、どちらの音楽がどちらの音楽であったのか、よく分からなくなってしまった。

今は、『相続者たち』というドラマを見ている。これは何とか最後まで視聴できそうだが、例によって、西洋コンプレックスの固まりのようなドラマだ。韓国には自国の立派な文化や音楽があるのに、何もアメリカ生活を最高というメッセージを振りまかなくてもいいのではと思うのだが。

何だが、私も口うるさい高齢者になってしまった。