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自分の最近の楽しみは、焼酎を飲んで、スマホを手にして、YouTube 動画を見ることだ。大体同じような動画を何回も見ている。ただし、お気に入りの動画でもふと消えてしまうことがある。これは残念なことである。しっかりと自分のパソコンにダウンロードしておくべきなのだろう。

ところで、今日は安達明の『女学生』を聴いていた。これは自分が中学生ぐらいに流行した曲か。動画を見るといしだあゆみが映画に登場している。このころの青春映画に登場する女優の定番は、いしだあゆみ、松原智恵子、本間千代子、和泉雅子というところだ。

「うす紫の藤棚の下で歌ったアベマリア」で始まる歌詞だが、この歳になれば、キリスト教徒でもない人たちがなぜアベマリアを歌うのだ、と突っ込みたくなるが、それはまあ、いいだろう。このころの歌は、西洋のイメージを援用して、歌の商品価値を高めようとしている。定番は、チャペル、賛美歌、アベマリア、十字架などである。

仏像、木魚、除夜の鐘、などが青春映画のキーワードになったことはない。要は日本人の西洋崇拝を徹底的に商業主義が利用した曲だと言いたい、などと野暮なことは言わないで、今日は素直に歌を聴いてゆく。

動画に出てくる学校の風景が自分の中学や高校のころを思い出させる。石炭ストーブ、木造の校舎、木製の硬い机と椅子も懐かしい。また当時はオートバイはヘルメットを被らずに乗ることができたことを思い出した。

このころは、男女の間に遠慮があり隔てられていたが故に、互いに幻想を抱くことができた。『女学生』などの曲はその幻想で満ち溢れている。「君はやさしい女学生」「澄んだ瞳が美しく」「君は明るい女学生」「遥かな夢と憧れを友と語った」「君はステキな女学生」などの言葉が素直に受け入れられた時代である。

もちろん、現代の若者たちも男女は互いに幻想を抱いているが、その語る言葉は異なっている。それゆえに、年配者にはよく分からない言葉を互いに発しあっていると感じるのだ。

ところで、安達明の曲はなかなか名曲が多い。青春賛歌というべきか。彼の場合は、それからイメージチェンジする前に、舞台から消え去ったので、どうしても青春を歌った歌手だけというイメージだ。とにかく、これから、YouTube で丹念に聴いていきたい気がする。

安達明はすでに物故した。2011年に62歳で世を去った。ネットで見ているとその息子さんからのファンの皆さんへの言葉を発見した。ここに貼り付ける。

突然ですが初めまして。私は埼玉県吉川市にて「アフェット」を経営している者です。

皆さまは、「安達明 アダチアキラ」をご存知でしょうか?
年代的には今、60歳以上の方にしか聞き覚えがないとは思いますが・・・。今でも文化放送でよくリクエストがかかると聞いております。
この度、安達明が、平成23年5月20日に永眠しました
(行年 63歳)と、云うのも正真正銘、私の父親でした。
父は歌手活動を引退してからは、銀座のスナック等で弾き語りを生業にしておりました。
安達明を知っている方やファンだった、という方たちに是非ともお知らせ致したく、この場をお借りしている次第です。
先日の葬儀の際にも、当時ファンだった方より弔電も頂きまして、有難い限りでした。
現在でも、カラオケに曲が入っていたり、ユーチューブでも曲を聴くことができますので、興味のある方は弔いと思って、聴いてやってください。
長々と失礼しました。ありがとうございました。

アフェット
http://yoshikawa.mypl.net/space/000000083627/

安達明は1948年生まれであるから私とほぼ同年代である。息子さんがお父さんの報告をされている。とても懐かしい気がする。

ところで、いしだあゆみはミニマリストとして現在は有名である。このブログでも紹介したことがある。彼女は何を考えてライフスタイルを変えたのか。いずれにせよ、時代は変わったとしか言いようがない。

(ここに安達明のYouTube からの画像を貼っていたのだが、著作権に関する指摘を受けて削除してある)