実家の整理整頓に行ってきた。両親が亡くなってから、実家は荒れ放題である。年に数回訪問しては、そのたびに窓を開けたり、簡単な掃除をしたりしている。最近は電気代や水道代ももったいなのので、それもストップしている。すると、実家で手を洗ったり、夜に電気をつけて作業をするということができなくなった。

そんなわけで、昼頃行って暗くなる前までに大急ぎで片付けをした。母親の衣服がたくさんある。ひとり暮らしの母親は身体が不自由になってからも、通販などで物を買うのが好きだった。でも、品物が届いても、箱を開けるだけの体力がなくなっていた。開けてないで、そのままにしてある段ボール箱がたくさんあった。

母親の思い出があるので、しばらくは処分はできなかったが、そろそろ3年にもなろうとしているので、思い切って片付け始めている。しかし、まあ、遺品というかゴミが多いので驚く。大きなビニール袋に詰めて家の外に置いた。10袋以上はあるか。親戚の人にゴミ出しの日に、ゴミ収集所まで運んでもらうことにした。菓子詰めを一つ持参してお願いをしておいた。

ふと、本箱に内祝いののし袋がおいてある。開けるとそこには、何と2万円が入っていた。1万円札が2枚である。ありがたい。両親に感謝して、自分の財布に入れる。儲かったような気がして嬉しくなる。

食器や壊れた家電品、石油ストーブなどもある。車の後ろに積んで不燃物処理場に向かう。そこでは、不燃物を取り出す前に、車の重量を量り、不燃物を捨てた後、再度重量を量る。500円請求された。自分が車に積んだ不燃物一式の処分代が500円である。

dimitrisvetsikas1969 / Pixabay

さて、まだまだ処分しなければならないゴミがある。2,3日寝泊まりしてゴミを片づけなければならない。それには、電気と水道を復活させて、床や壁を拭いたり、電気掃除機でゴミを吸い取るなどの作業をする必要がある。実家のゴミの処分、かなりの量があるので驚く。今度、気合いを入れて行うのだ。