ひかりTVのAXNミステリーで真夜中の12時から天地真理の『魔性の香り』を放映していた。R15なので、15歳未満は見てはいけないという制限付きの映画だ。視聴しようと思っていたが、夜の10時ぐらいになって眠くなって床についてしまった。

この映画はYouTubeにもアップされている。でも、それは過激な部分がカットされていて1時間ほどの動画である。そのために物足りないと感じる人もいるだろう。しかし、YouTubeで、あらすじはわかる。

映画自体はミステリーとして、殺人事件の犯人はどうなっているのか興味が惹かれる。YouTube部分ならば、そのまま普通の映画として夜のゴールデンタイムにテレビに放映してもさほど問題ないと思われる。

AXNミステリーでは1時間半ほどの時間配分で、過激な部分も含めて放映したようだ。その意味では、自分は眠くなって視聴しなかったことは残念である。

さて、この映画が撮影された時期の天地真理は何歳か。1986年に発売であるから、35歳前後である。十分に魅力的な女性として描かれている。ただ、どこか暗い陰を持った女性としても描かれている。

この時期は天地真理が自分自身をどう定義付けていいのか迷った時期である。円熟した女性としてキャラクターを確立していこうと考えたのだろう。ただし、彼女は20歳代の清純派のイメージがあまりに強すぎた。映画でも活躍できる、演技派女優への道は難しかったようだ。ほとんどの人は清純派の歌手が脱ぐというその点だけの関心で映画館に行った人が多かったと思う。

YouTubeでは、そこそこ話の流れ自体に引き込まれていった。真犯人は誰かという点にも興味がいった。謎解きを中心にして、この映画を作っていれば、それなりに長く心に残る映画となったかもしれない。

魔性の香り [VHS]

さて、この映画はやはり昭和の香りだ。男たちの髪型は昭和の典型だ。固定電話であり、人々はタバコを無邪気に吸っている。ビールは瓶ビールだ。

自分には懐かしい昭和の時代を振り返る映画としても楽しめた。

魔性の香り