自分は知人で、がんに罹る人が増えてきたように思う。適当ながん保険はないかなと思っている。しかし、自分のこの年だと保険会社はどこも相手にしてくれない。若いうちから保険に入っていればよかったのかもしれない。
チューリッヒ生命のガン保険では、ネットで見積もりができる。自分は66歳なので、その条件で見積もると、毎月9,905円で以下のような保障があるのだ。
(1)ガンと診断されたら一時金50万円
(2)ガンで通院されたら1日5000円
(3)ガンと診断されたら、それ以降は保険料の支払いは不要になる。
この見積もりだと入院や手術の費用は含まれていない。それを入れると金額が跳ね上がりそうだが、試しに以下のような特典を加えてみた。
(4)ガンで入院したら1日5000円
(5)ガンで手術したら一回につき30万円
すると、私の年齢だと毎月14,380円を払わなければならない。この保険は貯蓄性ではなくて、掛け捨てタイプである。
今の自分は年金と嘱託の仕事で細々と生きているのだが、これだけのお金を新たに毎月捻出できるか。家内も入りたいと言っている。家内は私よりも若いので、保険料は少なていいようだが、それでも夫婦で入るとなるとかなりのお金だなと思う。
家内は知人の奥さんが亡くなって以来心配性になっている。知人の奥さんは乳がんで亡くなった。その奥さんは常に自分の胸のチェックをしていた。ある日の入浴の時に、しこりがあるなと気づいて医者に行ったのだ。それでももうステージ4であったそうだ。家内も入浴の時はからだのしこりなどが入念にチェックしているが、それでも安心ではないようだ。
現在は共済の保険が使えるが、しばらくすると国民健康保険を使うことになる。どちらも高額の医療費がかかると補填をしてくれるのだが、立替え払いした金額が降りるのに時間差があり、3ヶ月ほどかかるのが問題とされている。その時のために、150万ほど現金を持っているようにと言われている。
夫婦が二人とも倒れたことを考えると、何やかんやで少なくとも500万円ほどの現金は手元に持っている必要があるようだ。
ところで、話が変わるが、色々とネットを調べている時に、アスモ少額短期保険というところから、要介護4か5になるともらえる保険があることを発見した。「生きるための保険 「生きるんじゃ!」」という保険だ。
しかし、要介護4か5になってからもらっても、ほとんど生きる意味がないように思える。本人はもう寝返りもできないだろうし、排便さえも困難ではないか。
もっとも、これは、介護をする人の負担を減らす保険だ。問題は、新規加入は20歳から69歳という制限だ。つまり、いよいよ要介護になりそうな年齢になってからでは入れないのだ。