10月15日は土曜日だから、今月の年金の支払日は14日の金曜日になるはずだ。国民年金機構から早速10月分の支払いの通知が来た。それによると、介護保険の保険料が増えると記載されている。面白くない。

今までは、2か月分の引き落としで、24,500円の引き落としだったのが、10月から31,740円の引き落としになる。私は65歳以上なので、年金からの引き落としで特別徴収という形のようだ。年金の口座から引き落としにならない人は、普通徴収(納付書または口座振替を使う)で支払うのである。

介護保険の特別徴収額は4月、6月、8月はその年の2月の金額を支払う。そのあと、前年度の収入が6月頃までには確定するので、一年間の保険料がその時に確定する。その差額を3で割って、10月、12月、2月の保険料となる。今年の2月の介護保険料は自分はまだ65歳前だった時期の介護保険料も含むので、比較的安かった。しかし、それ以降は65歳という第1号被保険者になるので、もろに介護保険料の支払いの負担が生まれてくる。

65歳になって国民年金を満額もらえるようになったと喜んでも、この介護保険料を払わなければならないので、嬉しさも半減するのである。

国民年金機構からの通知書には、厚生年金と国民年金の両方の金額が記されている。自分は若い頃数年間は会社員だったときがあり、その分として年間で5万円ほどもらえるようだ。しかし、現在は嘱託の仕事をしているので、幾分かは支給停止となる。

しかし、嘱託の仕事の給料はとても少ないので、厚生年金から減額する必要はないのではと憤慨する。とにかく、自分の現在の財政状況だと1~2万円の引き落としでも痛手である。

現役の時は、ある程度まとまったお金が入ったので、そんなに細かく通知書を見ることはなかった。しかし、今は年金生活プラス嘱託の仕事で懐具合はかなり苦しい。介護保険や年金の通知書もかなり熱心に読む。

今からの反省は若くて余裕のあったときに、個人年金に入っておくべきだったということだ。でも、若い頃は年金の大切さなどは分からないものだが。

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