ハイヒール
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先日、スーパーマーケットに行ったときだ。家内とベンチに座ってボンヤリしていた。すると前を高いハイヒールを履いた女性が通りかかった。何だか、不安定な歩き方をしていた。苦しそうだ。家内から、後ほど、教えてもらったことだが、ハイヒールにも高価なヒールと安いヒールがあるそうだ。

高価なヒールはやはり履き心地がよくて、ヒールが高くても結構安定しているそうだ。先ほど、前を歩いた女性のハイヒールは安物なので、不安定になるのだと教えてもらった。

自分は寸足らずなので、女性みたいに高いヒールを履いたら、ちょっとは人並みの背丈になるかなと思っていた。男性も高いヒールを履く習慣があればいいなと思ったりもしていた。しかし、実情は、そんな簡単な話ではないようだ。家内はハイヒールは痛いので履かないと言っている。特に、年を取ってからは、すべて低い靴で通している。

ヒールの高い靴は、昔は、上流階級の女性に好まれたと聞く。労働者階級の女性は肉体労働をするので実用的な靴を履かねばならない。しかし、上流階級の女性は肉体労働をする必要がないので、ヒールの高い靴を履くことができる。

逆に言うと、ハイヒールを履くことは、その女性が肉体労働をする必要がないほど裕福であることを示す。つまり自分が上流階級に所属することを示しているのだ。

また、ハイヒールを履くと足が細くなるそうだ。まあ、確かに、足が長く細く見えるのは事実だと思う。

OpenClipart-Vectors / Pixabay

義姉は若い頃は、ハイヒールを履くのが好きだった。しかし、それで足の甲の部分を痛めて、メタルを埋め込んだそうだ。

大昔、四つ足で歩いていた哺乳類は、体重を4つの足で分散して、特定のある足にだけ負担をかけることはしていなかった。人間は二本足となり、体重を支えるのは後ろ足だけになった。かなり力が必要とする。そのために、足の力の弱い幼児や老人は二本足歩行はかなり難しい。

ハイヒールを履くということは、その体重を足の先端と踵というさらに狭い面積にかけるのであるから負担がいっそうかかる。つまり反自然的である。文明・文化とは本来的に反自然的であるのだが、あまり反自然的過ぎると自然からしっぺ返しを食らいそうだ。ハイヒールの高さもほどほどに、また履く回数もほどほどにすべきだろう。