昔は満員電車に乗って通勤していた。
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今、自分は地方都市に住んでいる。時々、ニュースなので満員電車の記事を読む。満員電車は昔ほど混んでいないのだろうと思うのだが、どうだろうか。それでもかなりの混み合いだと思う。

自分は40年以上も昔は関東に住んでいて都心に通勤していた。非常な混雑であった。働くということは通勤電車に揺られて仕事場にゆくことだと思っていたので、さほど苦痛ではなかった。それに、自分は若かったので長時間の立ち続けにも何とか我慢できた。

そんな日を4年半ほど続けて、会社を退職して、地方都市で働くようになった。それ以降も何回か転職したが、いつも地方都市で働くことを選んだ。ある時は、職場から車で30分ぐらい、あるときは徒歩で20分ぐらいの場所にアパートを借りた。

自分の人生を振り返って、これはとてもよかったと思う。給料は若干下がったが、通勤にかける時間が往復3時間から1時間以内になった。これで、非常なゆとりを自分にもたらした。道の草花を鑑賞する気持ちの余裕が出てきた。帰りは、本屋に寄ったり、デパートを眺めたりしても、7時前には自宅に戻れた。

cegoh / Pixabay

若い人は東京志向が強い。つまり東京はそれだけ刺激に満ちて面白いというわけだ。私の長男も地方で生まれて今は東京で働いているが、毎日がたくさんの発見があって楽しそうだ。

ただ、人間は中年以降になると地方都市の落ち着いた雰囲気に魅力を感じるようになる。地方都市に比較的やすい一軒家を購入して小さな庭だが好きな木や花を植えて、四季折々の移ろいを鑑賞するのは人生の最大の楽しみと思う。

自分は4年半ほど都心に満員電車に揺られて通ったがゆえに、地方都市の素晴らしさを実感できるのだ。その意味では、あの4年半は自分に地方都市の魅力を発見する機会を与えてくれたので無駄ではなかったのだ。

ホリエモンみたいに才覚があって、東京都内を飛び回り、金儲けに専念するのも面白いかもしれなが、一般人は静かに平穏な生活を楽しむのがいいと思う。