『すべての教育は「洗脳」である』を読む。
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ホリエモンの本『すべての教育は「洗脳」である』を読む。面白かった。彼が提唱するのは、「とにかく好きなことをすればいいのだ」という考えだ。その考えを妨げるものは教育だ。我々は教育によって洗脳されてしまった、と言う。

18世紀にイギリスで優秀な工場労働者を生み出すために、学校制度が生み出された。時間を守り、ある程度の読み書き能力があり、上司の言いつけによく従い、結婚をして子どもを作り、ごく常識的な生き方をする人を生み出すために、学校制度が生み出された。

現代の日本でも、その目的を受け継いだ教育制度が残っている。その教育制度に染まったゆえに、時間割をきちんと守り、遅刻早退をしないロボットみたいな人間が毎年生み出されている。そのロボットたちは、教師の教えるままのことを鵜呑みして、丸暗記して覚えて定期試験を受ける。その成績に一喜一憂する。卒業後は、会社に入って、残業時間まで必死で働いて社畜になってしまう。

会社がブラックで苦しいと言って、過労死などで自殺する人までいる。そんな会社から飛び出せばいいのだが、飛び出すということを現代人は忘れてしまっている。

p.98に「鎖につながれた象」の話がある。「サーカス団の一員として幼い頃からずっと杭につながれていた象は、大人になって杭を引き抜いて逃げられる力をつけた後も決して逃げようとはしなかった。自分が無力であることを長年信じ込んできたため、その考えをあらためられなかったのだ。」象は洗脳されてしまったと言えるであろう。

ホリエモンが言うのは、現代は各自が好きなことをすることが可能になった時代だと言う。それを可能にしたのは、インターネットやスマホだという。イノベイティブな発想を持って、何か好きなことをしていけば、かならず生きる道は見つかるという。

このあたり、インターネット時代の落とし子とも言えるべきホリエモンだから言えた言葉だろう。とにかく、自分も少し影響された。何か行動しようという気持ちになった。でも、今の嘱託の仕事、さっそく辞表をだして、これから好きなことをするというわけにはいかない。でも、できるだけ好きなことをして、嫌いなことはしないようにしようという気持ちにはなった。