自分の一番の関心事は何か?と自問したら、やはり年金のことだろう。(自分と同じ年代のシニアの人たちは同じだと思うが)

今の自分は4種類の年金をもらっている。国民年金、公立共済年金、私学共済年金、企業年金である。いくつか転職を繰り返したので、それぞれのもらう金額は少ない。でも、合算すると月で20万円以上にはなる。

でも必ず支出しなければならない金額がある。介護保険料、家内の国民年金保険料、固定資産税、ガス、水道、電気、NHK、自動車税である。これらは月ごとにならすと5~6万円ぐらいか。

NHKはしばらくは支払いを拒んでいたが、何回も集金人が来るので、ついに根負けして払うようになった。

新聞はもう取らなくなった。ネットで充分だ。しかも情報が早い。また散髪はQBハウスという安い床屋を利用している。シニア割引を利用すれば、平日は1,000円で大丈夫だ。

幸いにして自宅のローンは終わっている。また数年前に外壁は塗り替えたので、しばらくは塗り替えの必要はない。でも家内に言わせると、台所などの水回りはリフォームしたいようだ。でも、それにあてる資金はない。貯金をしなければならない。

下の画像はネットから取ってきた。金のない老人の惨めな生活が画像からも伝わって来る。この老人は年金はもらっているのか?

Leroy_Skalstad / Pixabay

自分は、現在はまだ嘱託としてある私学で働いている。給料は少ないが、それでも毎月一定のお金が入るのは有り難い。次男がまだ大学生なので、毎月仕送りをしなければならないのが大変だ。授業料も払わなければならない。

本音は次男にアルバイトで授業料ぐらい稼ぎ出せと言いたいが我慢している。自分の親が徹底的に節約して、自分と妹を大学に行かせてくれたので、親への恩返しのつもりで、次男には経済的な心配はさせまいと考えている。

嘱託として今は私立の学校で働いている。その関係で、毎月、私学共済の保険料が引かれる。これは健康保険と年金の支払いに充てられる。事務の人の説明だと、毎月の年金料を納めているので、嘱託の仕事の退職後は、その分が、自分の共済年金に上載せられるそうだ。

どれぐらい増加するのかを知りたい。大した金額ではあるまい。でも、自分があと数年は働けるとして、その後は毎月25万円ぐらいもらえるのかなと期待している。25万円あれば、何とか最低限の生活はできそうだ。

こんな生活を行なっているから、消費税のアップや配偶者控除や扶養控除の廃止などのニュースを聞くとギクリとする。

政府は、これからの高齢化社会のために年金の財源は確保したい。そのために、政府はますます支払う年金を締め上げようとしている。金がないから仕方がないと言えば、そうなのだが、一般庶民はどのように立ち回ればいいのか。

とにかく年金生活者も賢くならなければならない。そして、副業かパートを働ける年齢まで頑張るしかないのだ。今の嘱託の仕事もクビになるまで、しがみつかねばならない。