2016-04-13

自分はこのブログ以外にあるブログを運営している。そのブログで、ある人が述べた事柄を紹介した。そしたら、その人から、真夜中に電話がかかってきて、その箇所は、「万が一問題となるかもしれないから削除してほしい」という要請だった。

その人の名前はイニシャルで載せたのだが、イニシャルだけならば特定されてしまうかもしれないという懸念だった。言われてみれば、たしかにその人が特定されるかもしれない。しかし、その人が述べたことは周知のことなので、特にその人が非難されるということもないのだろうが、念には念をいれる、という先方の考えだ。

その人の希望に従い、自分はその部分を削除した。が、何となく自分の気持ちは沈んだ。その人の意見を、誤解を招くような書き方でブログに掲載したな、という点で自分の迂闊さ未熟さを責めたい。

ネット時代は難しい。とにかく、自分は慎重にブログ運営をしようとしている。例えば、このブログは自分では幾つかの方針を立てている。自分で決めたネット倫理に則って運営するのだ。

  • 管理人は匿名とする。友人や知人を語るときも匿名とする。
  • 名前を使うのは公人の場合だけだ。つまり芸能人、スポーツ選手や政治家などの場合だけだ。ただ、公人と私人の区分けがつかない場合があるのが難しい。
  • 写真画像は無料素材サイトを利用する。自分で撮った写真を使う場合もあるが、そのときは、人の顔写真が載らないようにする。
  • 政治と宗教に関する話題は避ける。例えば、「◯◯教は邪教だ」と述べたりしたら、信者の人は激昂するし、コメント欄も炎上しそうで、そのようなことは避けたい。
  • 引用するときは、引用先を明記する。
  • 動画を載せるときも、著作権違反にならないようにしている。つまり不法にアップされている動画でないか、見極めようとしている。
  • スクリーンショットを載せるときは、まず、元の動画や画像が著作権違反でないことを確かめる。

などを心がけているのだ。自分のブログは、地味であんまり訪問者も多くはない。その意味では、自分の所感を述べていても、世の中に影響を与えることもない。勝手に所感を述べることができるのだ。それでも、最低限のエチケットは必要だと思っている。

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