義姉が体調が悪いので十日ほど前に診断を受けたら、ガンらしいと言われた。精密検査をその後に受けたのだが、昨日の段階で、子宮頸ガンでステージ2かそれ以上との診断だ。もう少し詳しく調べないといけないと医者に言われている、今週もさらに精密検査を受ける予定だ。また、転移していないか。直腸や結腸も検査する必要があるそうだ。

「ガンのステージ2」という状態のイメージが湧かないので、ネットで調べてみた。サイト「子宮頸癌にならないために」(http://koberia.jp/stage/entry141.html) によれば、5年後の生存率はあんまり高いとは言えないようだ。

義姉の場合は、ステージ2とすれば、5年後に生きている可能性は7割ほどである、逆に言えば5年以内に3割の患者が死ぬことを意味する。

段階 5年実測生存率
ステージ1 90.3%
ステージ2 70.0%
ステージ3 49.3%
ステージ4 20.8%
ステージ5 不明

ステージ5というのは普通はないのだが、引用先のサイトでは、なぜかステージ5という段階があった。よく分からないが、今日か明日の命だということのようだ。

義姉の場合は、ステージ2なので、まだマシな方だが、それでも7割程度の生存率だ。家内と電話で話していたが、何を話していたのか。家内は手術の時は立ち会うのか、しかし、われらは遠地にいて、こちらも子供の面倒はみなくてはいけない。

こちらは年金生活者なので金銭的には毎月苦しい。遠地まで出向く、その費用は誰が出すのか。手術の時は、義姉の子供はこちらが面倒を見るのか。食費などは誰が払うのか。

家内もピリピリしていて、何となく話しかけづらい。義姉の方はもっと大変だろうし、精神的な打撃もかなりと思う。我が家はどのような形で支援ができるか考慮中だ。

でも、今回のことで思うのは、やはり金を持っていないとダメだなということだ。金があれば、ある程度は親戚の人にもお願いできる。あるいは質の高い治療を受けられる。

金を持っていない義姉だが、シングルマザーで近所とのお付き合いも少なくて、近隣には頼れる人がいない。

頼るのは、家内だけという、義姉の問題は、かなり重く、我が家にのしかかってくるのだ。

鶴は千年生きると言います。