10日ほど前は台風21号が日本を襲って大変であった。今は大きな台風がフィリピンを襲っている。台風21号よりも大きな台風だ。名前がついていて Ompong である。なお、台風の名前はアルファベット順に選ばれるそうで、次の台風は P より始まる。Pから次の文字は適当につけられるのである。

この台風はカテゴリー5の大きさである。カテゴリー5がどれくらいの大きさか数字の上からでは分からないのだが、twitter を見ていたら、動画で説明をしてサイトを見つけた。これは非常に分かりやすい。

フィリピンにこの規模の台風が来るとなると、家の作りは日本よりも粗末なフィリピンでは、とてつもない大きな被害が予想される。

あるフィリピンの高官は、今度の台風はフィリピンに来ないで日本に行って欲しい、と発言して物議を醸した。しかし、この高官の真意は、「台風の被害が出ても日本ならば迅速に対応してあまり問題はないが、フィリピンは対応が遅いために被害が広がる。それで、できるならば、日本に行ってほしい」だそうだ。それでも穏やかな発言ではない。

アメリカではフローレンスというハリケーンがアメリカ本土の南東部を襲っていて大騒ぎになっている。これも水がどの程度溢れるか画像で示して分かりやすい。

異常気象は日本だけではないようだ。世界的に台風・ハリケーンの規模は増大しているように感じるのだがどうだろうか。

地球の温度が上がっているので、海水が蒸発する量が増えている。蒸発した水は雨となって地表に戻って来るので、台風の規模が増大しているという話だ。私の代は何とか逃げ切れるだろうが、孫の代ぐらいではどうなっているのか。

https://twitter.com/gijigae/status/1040368800456105985