『製パン王キム・タック』を視聴した。それぞれの話が面白く、最初から最後までまったくたるむことなく、話が展開した。70分ほどの話が30話ほど続くので、ある程度時間を取ってから見た方がいいだろう。ついつい次の話が気になって、夜更かしをしがちになる。内容は、ネタバレになるが、仕事で徐々に力をつけていく主人公、そして再開を求めていた母と徐々に出会う姿、恋愛物語としても面白い。ただ、恋愛だが、幼なじみと結ばれるのではない。視聴者としては、幼なじみと結ばれると定形通りと安心なのだが、そうではなくて別の女性と結ばれる。
このあたりは、韓国ドラマの定番通りではなくて、興味深い展開と考える人もでてくるだろう。視聴率が高かった原因として、最終的に結びつく相手が幼なじみではない意外性にあるのではと思う。この点は『イテオンクラス』と同じだ。
今のところ、このドラマは自分にとっては、韓国ドラマのベスト3に入ると思うくらいに感銘したドラマだ。(あと2つは、『ミセン』と『マイディアミスター~私のおじさん~』である)
ただ、韓国ドラマは長いので、ある程度覚悟してみないといけない。それだけの時間と労力が必要なのだ。