YouTubeで『翔んだカップル』をちょっと見てみた。漫画で読むのは好きだが、ドラマ化あるいは映画化されているのはどうだろうか。YouTubeで発見していくつか見てみた。まあ、映画版はあんまり面白そうではなかったので、私は冒頭の10分ぐらいで見るのを断念した。ヒロインである山葉圭を演じるのは薬師丸ひろ子である。40年ほど前の映画であるので、画像はぼやけていて見づらい。主人公の田代勇介やもう一人のヒロインである杉村秋美を演じた人は、私の知らない人だった。40年ほど前は有名な芸能人だったのかもしれないが、今生き残っているのは、薬師丸ひろ子ぐらいだ。
この漫画は、映画では短すぎてまとめられないだろう。それでドラマ化もされているようで、YouTubeで断片を見てみたが、画像が粗すぎて見る気がしない。また、テレビなので、正方形に画面がなっているのも違和感をいだいてしまう。
もしも、現代にこの漫画を実写化したら果たして成功するだろうか。高校生の男女が不動産屋の手違いで同じ家に住むようになる、というセッティングがあまりに非現実的で、最初からつまずいてしまう人も多いだろう。でも、非現実的な部分は修正して、たとえば、たまたまアパートの隣部屋という設定ならば、ありそうである。ただ、高校生の男女の恋愛物語で、複数が入り乱れてのストーリーで、気に入る人も多いかもしれない。でも、この話は、細かい部分に魅力があるので、映画のように大筋を追うようなことではつまらないようにも感じる。やはり、ドラマ化してほしい。韓国ドラマみたいに30話ほどにすると面白いかもしれない。
ところで、映画の中でガーリックという言葉を使っているのが興味深かった。この当時から「ニンニク」の代わりに「ガーリック」という外来語を使うようになっていることを発見したのだ。