韓国ドラマ『紳士とお嬢さん』を視聴している。だが、これは長い話しだ。全部で76話あるのだ。そして、今日の朝も見ていたが、今のところは62話まで来た。長大な話しだが、それなりが山場があってハラハラドキドキがとまらない。話しを無理矢理伸ばしているという感じもするが、でもつられて次の話もみてしまうだけの面白さはある。このストーリーを書いた人は大変な力量の持ち主だと分かる。とにかく、ユーモアがあって、ご都合主義な面もあるが、次回がどうなるか興味が湧いて見てしまう。
それから、俳優達の表現力もすごいものだ。特に、中年の女性達の表現力はすごい。喧嘩がやはり迫力がある。互いに髪を引っ張り合って罵声を浴びせ合う。アメリカの映画では女性同士の戦いはあまり見ない。あるとしても男性のように腕や足でケリを入れて戦う。その意味では、韓国ドラマ特有の表現だ。これは現実の女性同士の戦いも髪の引っ張り合いなのか。
女性が座るときにあぐらをかくことが多い。日本では女性があぐらをかいて座るのは下品として避けられることが多い。これは文化的な違いだが、日本のように女性が常に正座をするのは気の毒な感じがする。
今までの韓国ドラマでは、かならず上層階級の優雅が生活様式が見られる。貧しい庶民が助け合って生活してゆく生活はドラマにはならない。かならず、一人は金持ちの子どもだったのだが、わけがあって庶民の家庭で育てられていた。それが、ふとしたことで、本当の親に見つかり、そこに引き取られる。養父母も豊かになるチャンスを与えられ、全員が幸せになるというハッピーエンディングだ。
アメリカのドラマは範囲が広い。バラエティに富んでいる。でも、ラブコメディはやはり上流階級の話しがほとんどなのだろうな。