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今度の総選挙は希望の党がどれだけ得票を伸ばすかが注目される。希望の党の公約の中で注目したのは、ベーシックインカムの導入である。国民全員に一律お金を配布する。仮にベーシックインカムとして国民一人に6万円を支給するとすると、4人家族は24万円の支給を受ける。旦那さんが働いていて、月に40万ほどの収入があれば、合計すると64万円ほどになる。

ベーシックインカムの導入につれて、一般の福祉制度は廃止となる。生活保護制度、年金制度、健康保険制度、失業保険制度はなくなる。64万円ほどの収入がある一家は、年金や健康保険の徴収がなくなるので手取りの金額も64万円に近いお金になる。

財源はどうなるのか。日本の人口は一億三千万人なので、一律6万円を配布するとして、7兆8千億円の財源があればいい。日本の国家予算は毎年100兆円程度なので、ベーシックインカム制度は可能であるようにも思える。(追記10月9日、月あたり、7兆8千億円とすると、年間で93兆6千億円だ。年間予算のほとんどが飛んでいく。これではちょっと無理か。消費税を15%ぐらいにしたら可能かな)

さらに行政のコストも減る。年金や社会福祉に従事していた役人たちがいらなくなる。その人達を他の仕事に回せる。

ベーシックインカムは若い人にとっては魅力ある制度だ。シングルマザーで子どもが3人いたとすると、24万円の支給を受け取ることができるので生活は大変楽になる。

その反面、高齢者の年金受給者は大変なことになる。我が家だが、年金がなくなり、かわりにベーシックインカムで12万円を支給される(家内と私の2人なので)。医療費は今までの3割負担制度がなくなるので、3倍以上に増える。老人ホームにいる高齢者は介護保険制度がなくなるので、介護の費用はかなり高くなる。現在、我が家は年金で毎月20万円以上支給されているので、ベーシックインカムは半分の減額になる。

すでに年金を支給されている高齢者にとっては、これは困った制度である。どう考えても現在もらっている年金以上の金額を支給される事はないからである。無年金で困っていた人たちは歓迎するだろうが、多くの人は年金保険料を払ってきていて、その見返りとして年金を今もらっているのだから、歓迎しないだろう。

小池百合子と希望の党

自分は、今度の総選挙はどの党に入れるべきかと迷っている。希望の党に入れる人も多いだろう。このベーシックインカムの公約だが、実現は可能だと思う。そして、将来方向として、この制度が導入されていくことを望む。

しかし、今の自分を考えると話は違ってくる。自分は年金を支給されているのだ。年金かベーシックインカムかという選択を迫られるとすると、やはり現有の年金制度を選択する。

本音は現在の年金をもらいながら、ベーシックインカムも同時にもらえればと思うのだが、そんな虫のいい話はないだろうな。

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