2016-06-22
スキャンダルを起こした有名人は、その後はどうするのか。とても気になる。舛添要一は家族、愛人、婚外子をこらからも金銭的にサポートしていかなければならない。朝日新聞デジタル(6月21日)に寄れば舛添要一の退職金は次のようである。
舛添氏には退職金約2200万円が支払われる。都によると、退職金は都条例に基づき、退職した時点の給料月額145万6千円に、在職月数2年5カ月分(1カ月未満の日数を1カ月分に換算)をかけた金額の52%になるという。
退職金以外にも、舛添氏には今年度分の給与約850万円が支給される。
だいたい、3000万円ほど入手するわけだ。これで生き延びていけるか。子供たちもまだ小さいようだし、まだまだお金はいる。これからも何か仕事をしていく必要がある。議員年金でいくらぐらいもらえるのか。しかし、基本的には頭のいい人だから、また本を書いたり、講演をしたり(当初は、あんまり声はかからないと思うが)、テレビ出演をしたりで、何とか生き残っていきそうだ。
つらいのは、野々村竜太郎元市議だ。あれだけ顔が知れ渡ったのでは、どこかに就職とかアルバイトも無理ではないか。現在は高齢の両親のお世話になっているそうだが、いつまでも続くわけではない。今となっては、テレビに放映にならないように、こっそりと辞職しておけば良かったのだろうが、どうしてあんな号泣記者会見をしたのか。まったく不思議だ。
ショーンKはどうするのか。これまた有名人になってしまった。コンビニでアルバイトをして日銭を稼ぐわけにはいくまい。ラジオ番組の世界にひっそりと復活であろうが、可能ではないか。田代まさしでも、時々はテレビにでている。ショーンKは、誰かに損害を与えるという形でのスキャンダルではないので、何とかなるのでは。
佐村河内守はどうか。これまた就職は難しいのでは。まだ若いし、長い人生をどのように生活費を稼いでいくのか。でも、人々の記憶にある顔はサングラスでヒゲを生やした顔だ。素顔はあまり知られていない。でも、就職活動をして履歴書を提出すると、たいていの会社は二の足を踏むのではと思う。
小保方晴子はどうか。この人の顔も巷に知られてしまった。『あの日』という本を書いてベストセラーになったが、印税でいくら稼いだのか。(似たようなことをした森口尚史の方は、さほど有名にはならなかった。であるので、彼はちゃつかりと生きていけるのでは)。
しかし、小保方さんはあまりに有名になりすぎた。名声の高みから、恥辱のどん底へと落ちたのだ。顔も売れすぎた。まだ若い彼女がこの先どうやって生活費を稼いでいくのか。
などと、人の心配をしている自分だが、自分の頭の上のはえも追えない自分が何をしているのだと言いたい。でも、どうやら年金が満額もらえそうだ。8月15日からは、満額では、そうならば、一安心になるのだが。勤務先が倒産しても年金が続けば最低限の生活はできそうだ。
さて、上に述べた人々は舛添要一以外はまだ若い人たちである。年金に到達するまでまだまだ時間がかかりそうだ。どうするのか。