2015-08-07

気球温暖化は本当か?今日京都の町を歩いていたら、街角の温度計が37度を示していた。暑い。この調子で地球が暑くなっていったらどうなるのか。でも自分が高校生のころは地球が寒冷化していると言われていた。新潟あたりは毎年豪雪に襲われ、地球寒冷化を憂う本が本屋の目立つところに置いてあり自分も購入した。

いつ頃からか、地球が暖かくなると言われ始めたのは。いろいろな悲観論が30年ぐらい前から登場してきた。冷蔵庫の破棄処分をすると、中のフレオンガスとかいう気体が抜けて空に登り、オゾン層を破壊する。オゾン層は紫外線を防ぐ働きがある。オゾン層がなくなると人間の皮膚はダメージを受けて、皮膚癌になりやすくなる。と人々は言っていた。光化学スモッグもよく新聞を賑わしていた。川の水の汚れ、排気ガスなどで、人類の未来は絶望だという意見も多かった。また日本は人口が増えすぎてどうするのか、こんな増大な人口をどうやって養うのだ、という心配の声も上がった。

しかし、今は逆に人口が減って困っている。光化学スモッグも最近は聞かない。川の水も結構きれいになり、魚が戻ってきた。人間は結構打たれ強い。リバウンドする力がある。地球温暖化も本当はどうか分からない。この数十年の傾向だが、将来は他の要素が出現して地球の寒冷化が進むかも知れない。とにかく、こんな短い期間内では何事も分からない。という平凡な結論になりそうだ。

ところで、前世紀末、ノストラダムスの大予言が評判になった。自分も心配になって何冊か買って読んでみた。だが、だが、何も起こらなかった。ノストラダムスにだまされた自分、ノストラダムスを利用して大もうけしようとしたアイデアマンたちにだまされたのだ。馬鹿だな、自分は。