今日はいろいろなブログを読みあさった。自分のこのブログは「人気ブログランキング」に参加している。「日記・雑談60歳代」というジャンルに所属している。読んでくれて面白いと思った人がクリックすると、順位が上がり、人気ブログランキングで上位の方に記載されることになる。

11月28日7時の時点で自分のブログの順位は45位である。上がったり下がったりして、平均して50位ぐらいのところを行き来している。順位表を時々見るが、自分の順位が上がれば嬉しいし下がればちょっとガックリする。ちょっとしたシニアのお遊びである。

その時には何人かのブログを読みあさる。自分と似たような境遇の人、60代、退職、節約、保険、などがキーワードになっているブログを読むのが好きだ。

昔から自分は随筆を読むのは好きだった。一時期は『徒然草』を一生懸命に読んだ。『断腸亭日常』も面白い。正岡子規の『病牀六尺』(びょうしょうろくしゃく)と「『仰臥漫録』(ぎょうがまんろく)は、あまりの迫力に圧倒されるばかりであった。

自分は30代の頃は、千葉敦子の本を何冊か読んだ。『ニューヨークの24時間』、『死への準備日記』などは繰り返し読んだ。この人は46歳でニューヨークで癌で亡くなったのだ。自分が彼女の本を読みあさったときは、自分は30代であったが、今の自分は彼女の亡くなった年齢をはるかに超えてしまった。

現在は、パソコンで他人のブログを読むのが一番の楽しみだ。その人と語り合っている、一緒に愚痴を言い合っている気がして心が晴れる。日曜日の朝などに何時間も人のブログを読むことは大きな楽しみである。

最近は本を買わない。お金もないし、買っても置いておくスペースがない。そんなわけで人様のブログを読んで楽しんでいる。

自分のブログは最近は、昔の思い出を語ることが多くなってきた。昭和の30年代や40年代は、素晴らしい時代であり、すべてが夢で溢れていて、日本全体が希望に燃えていたいい時代のように思える。

自分の50代、60代は忙しすぎて何も覚えていない。今は嘱託の仕事があるので、そちらの仕事でもかなり忙しい。確かにいろいろな場所に行った。いろいろな人と会った。でも、ほとんど覚えていない。感動も感銘もほとんどなくなった。

それに気づいてハッとして、いろいろなことを忘れる前に書き留めておこうとしたのが、このブログを始める一つの切っ掛けでもあった。

最近の自分の楽しみは、昭和の30年~45年ぐらいまでの思い出を、できるだけブログに書きつけたいと思っている。自分自身も夢が溢れて、世界が無限に広がり、可能性が広がっていた時代を思い出して、追憶にふけりたいと思う。

ソース:ぱくたそ
ソース:ぱくたそ