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昔の思い出を語って見たい。昭和の30年代に皇太子の結婚式のパレードをテレビで見ていた。今の上皇夫妻の結婚だ。確か、馬車でのパレードであったようだ。白黒のテレビで近所の人々と一緒に見ていた。すると、近所のオバさんが「誰かが石を投げたようで警察官に取り押さえられている」と興奮した様子で述べていた。
私はちょっと目を離した時なので、その時の様子は最初から最後まで見ていないが、警察官が駆けつけて大騒ぎになっていた。それは10秒ぐらいの出来事で、そのあとは何事もないようにパレードは進んでいった。1959年4月10日の出来事だった。
また、ケネディ大統領の暗殺も覚えている。1963年11月22日の出来事だった。私は中学2年生のときかな。これも大きなニュースとなって、テレビではそのことばかり報道していた。ただ、中学生でもあり、アメリカの有名な政治家が不慮の死を遂げたということぐらいしか理解できなかった。でも、遠いアメリカでは大騒ぎになっているということは理解できた。
さて、あれから、60年以上も経った。自分はもうテレビも見ない。令和の新天皇のパレードはオープンカーで、ブログでちらっと見ただけだった。
アメリカの大統領は誰か。トランプという国粋主義者が大統領らしいことは知っているが、具体的に彼が何をしているのかは知らない。
60年という時間が経つと、こちらの肉体も衰えて、世の中のことへの好奇心が衰えてきた。今、自分が関心があるのは、自分の終活に関することぐらいかな。