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先日、中年の女性と恋愛についてお話をする機会があった。私は60代の後半で、話し相手の女性は50代の中頃か。それによると、中年の女性の中には、恋愛で苦しんでいる人が多いそうだ。結婚して子育てが一段落すると、このまま枯れていくことに焦りを感じるとのことだ。不倫に走る人も多い。中年女性は恋愛にかなり積極的とのことだ。

自分は、中年女性が恋愛に積極的であるとのイメージは持っていなかった。子育てに没頭して、母親として生きてゆく。子育てが一段落したら、バイトをしたり、何か趣味を見つけたりで、静かに生きてゆく。そんな風に考えていた。

私と話をした中年女性が言うには、「子育てが終わった女性の内面は静かどころではない、女の部分がますます燃え上がる」そうだ。言われてみれば、自分の母や家内を思い出すと、思い当たる節もある。

中年になると、男も大変だ。しかし、男の精力のかなりの部分は仕事に費やされる。世間的に責任ある仕事を任されて、仕事で疲労困憊だ。また、職場の人間関係はストレスの源だ。もちろん、隠れての恋愛をする男もいる。でも、100%全力投球の恋愛ではない。キャバクラの女性に欲望は感じても、普通は恋愛感情は抱かない。

男も女も同じ程度の内的エネルギーを持っているとしたら、それぞれは、そのエネルギーをどこに発散させるのだろうか。女性には、社会的に発散する制度がないな、と感じる。また、既婚女性が恋愛感情を出すことは社会的に抑圧されている。

自分とお話をした中年女性はそんな内容のことを述べていた。私はどうも迂闊であった。女性は中年になると性に関する欲望や恋愛をしたいという感情はなくなるのだと思っていた。もちろん、あることは知っていたが、それがとても強いものだという認識はなかった。自分はまだまだ世の中のことを知らないなと思った。

PhotoMIX-Company / Pixabay
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