2016-02-03
今日のトップニュースは清原和博が覚せい剤使用の容疑で逮捕されたというニュースであった。あんな恵まれた体格をして、今までにお金をたくさん稼いだであろうに、どうして覚せい剤などに手を染めたのか不思議でならない。今日付けのヤフーニュースは以下のように伝えている。
覚せい剤を所持したとして元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者(48)が現行犯逮捕された事件で、警視庁は3日、東京都港区東麻布の自宅から注射器やストローなどを押収したことを明らかにした。
プロ野球選手が引退したらどうなるのか。やはり大きな心の穴が空くのだろうか。その穴を埋めるべくいろいろなことを試みるが、最終的には覚せい剤におぼれたのであろう。同期の桑田真澄は上手に世間を渡り、スポーツ評論家として地位を築き上げていることと対照的である。
芸術家はよく覚せい剤に手を染めることを聞く。自分の芸術的なアイデアやインスピレーションが枯渇したと感じる芸術家は覚せい剤によって、何かを取り戻そうとするのだ。覚せい剤によって、幻覚に襲われたら、それをアイデアの源泉にすることも可能である。
また、貧しい国の貧民街に住む人は麻薬に手を出す人が多いと聞く。生きる望みがなくなり、また貧民街から抜け出す目安もないとならば、刹那的な快楽に手を出すしかなくなる。窃盗や物乞いをして得た金をすべて麻薬に注ぎ込むのである。貧しい国では、物乞いする子供たちまでも麻薬を使っている。
芸術家でもなくて、貧民窟に住んでいるわけでもない清原がどうして覚せい剤などに手を染めたのか。やはり、引退後の生活設計がきちんとしていなかった、ということだろう。巨人か西武の監督かコーチの座を狙うとか、スポーツ評論家を目指して勉強でもしておけば心のスキは生まれなかったのではないか。
話が変わるが、再び、文春のすごさが証明されてた。『週刊文春』のは平成26年3月13日号で、清原和博に薬物使用疑惑があると報道している。文春はすでにこの情報をつかんでいたのだ。私はこの記事を読んでことがある。そのときは、清原の足に刺青が彫ってある写真が掲載されていtたように記憶している。こんな刺青を掘っているくらいならば、薬物使用もありうるかなと思ったりした。
さて、清原和博の自宅で見つかったのは0.1グラムの覚せい剤である。東南アジアの国々では麻薬に対しての罰則が厳しい。シンガポールでは、アヘンは1200グラム以上、モルヒネ30グラム以上、ヘロイン15グラム以上、コカイン30グラム以上、大麻500グラム以上を持っていると死刑になる。シンガポールでは、子供の遠足に刑務所の見学があるそうだ。また、覚せい剤の所有で逮捕された人が死刑になるまでをドキュメンタリーにして子供たちに見せていると聞く。小さい時から麻薬の恐ろしさを身に染みて覚えさせるようだ。
日本でもこれから麻薬に関する犯罪が増えていくかもしれない。それには、子供の時から、薬物利用の恐ろしさを教えるべきであろう。学校教育を通して、覚せい剤の恐ろしさを十分に教えべきであろう。