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日本の出生率が年々減少していると言われている。平成26年で、女性が生涯に生む数は1.42人だという。本当は、2.07人(人口置換水準)ぐらいあって、やっと人口が維持されるのである。日本は人口が増えるどころか、現在の人口を維持することも不可能で、遠い将来はこの日本列島から日本人は絶滅するのではと言われるほどである。

自分が小学生や中学生の頃は、日本の人口は年々増えていて、こんな狭い国土に多数の人間が住み着いていて、将来はどうなるのかという心配がされていた。年々、自然はつぶされて、宅地や工場が建ち、道路ができていった。今とはまったく逆の心配をしていたのだ。

kangheungbo / Pixabay

それがいつのまにやら、人口が減るから大問題だと言われるようになっていった。少子高齢化の問題が声高に叫ばれるようになっていった。そして、親戚をみても、自分の姪はいい年なのに結婚しない。もう30歳を超えているのに結婚する気がないようだ。叔父の息子(自分の従兄弟)は40歳を超えているが、結婚はしないようだ。交際している女性はいるのだが、なぜか結婚という形式には興味がないようだ。

周りを見れば、職場でも、未婚、非婚の人が増えている。そして、結婚するとしても30歳を超えてからが多い。どうしてか。やはり、結婚という制度の責任が重すぎると若い人々は考えるようだ。義親との交際が大変だ。交際範囲が広がる。

そして、結婚すると次は子どもが生まれてくる。子どもを育てることになる。今どき、子どもを育てるとなると大変だ。特に大学進学となると大変である。東京の私立の大学に下宿で、さらに理科系となると大変な金額が必要だ。

地元から通える国立大学に行くことが一番の望ましい選択になる。しかし、子どもがどうしても大都市の大学に行きたいと泣きついてきたら、親としては、何とかして子どもの願いを叶えたいと考える。数百万円のお金が、老後に貯めていた資金が飛んでいくのだ。

でも、なんやかんやあっても、それでも、子どもは生んだ方がいい。子育ては楽しいことだ。人生最大の喜びであるとも言えよう。家庭でも子どもがいると、ばっと明るくなるし、華やかになる。そして老後に頼りになる。

自分たちが年老いて、身体が弱くなり、病院や介護施設に入るときには保証人が必要となる。とにかく何かと頼りになるのは実の子どもである。甥や姪に面倒を見てもらいたいと考えている人もいるだろう。でも、実子でも十分な面倒を見てくれないこの時代には、甥や姪などに頼ることはできない。

田舎でも歩くと、年寄りばかり目立つ。日本は老人大国になってしまった。願わくは、少しでも子どもたちの数が増えて、昔のような賑わいを田舎でも取り戻すことである。