2016-08-22
京都の西に市バスのターミナルである、洛西ターミナルがある。そこは、高島屋があり、名前は「洛西タカシマヤ」である。高島屋は最近、正式の名前をカタカナのタカシマヤに変えたようだ。昔から由緒ある、高島屋や三越、伊勢丹はいつまでも漢字の名前を正式の名前にしてほしいと感じるのだが。
話が変わるが、イオンの中に入るとそこのテナントのほとんどはアルファベットの店名である。英語らしい名前かフランス語らしい名前である。若い人は西洋風の洒落た名前に惹かれるようである。
さて、本題に戻すが、私は家内とタカシマヤに行く。最近はタカシマヤは商品が高級品が多いことに気づくようになった。たしかに高級品を見ていると楽しい。茶碗やアクセサリーなども高級品は目にやさしい。そして審美眼も養われる。高級品は色が地味であるようだ。これも自分の発見だ。ダイソーやドンキホーテの商品のけばけばしい色を見ると目が疲れてくる。
タカシマヤの隣にスーパーがある。そこは、品物はさほど高級ではないが値段が安いサンサンというスーパーなのだ。家内はここでもいくつかの食材を購入する。そして、5時になったらタカシマヤの食品売り場にに行こうという。それは5時になると刺身や寿司が20%引きになるという。そうかなと思いながら、店内を歩く。
さて、5時になる。すると、刺身のコーナーは今まで閑散としていたのだが、突然人があふれてくる。係の人が20%引きのシールを貼り始めている。みんな慌てて買い始める。でも、この安売りの時間は何だか楽しい。タカシマヤの食材は高級であるが、この時間まで我慢すれば安く手に入るのだ。
百貨店とスーパーの戦い。どちらが勝つのか。タカシマヤはどうしても金持ちの老人向けの店という印象を与える。それはそれで、生き残りにはいいのかもしれない。誰でも来る店ではなくて、顧客の対象を絞った方が生き残りには有効かもしれない。