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先日のブログにはしだのりひこが逝去したニュースを載せた。同時に西郷輝彦が前立腺ガンが再発したニュースも話題になった。仕事は細々と続けるようだが、来年3月に予定されていた福岡・博多座公演『舞妓はレディ』については、長期の舞台であるので、降板するそうだ。西郷輝彦は現在、70歳であるが、舞台の上にたっての劇や踊りは体力を使うことと思われる。これは当然のことだろう。
西郷輝彦のつぶやきブログというサイトにアクセスすると、この病気のことはまだ語られていない。2005年の7月からブログを始めている。自分のこのブログのように2年前に誕生したブログと比べると、西郷輝彦のブログはずいぶんと時代を先取りした、歴史のあるブログである。
話しはそれるが、芸能人は70歳になっても働けるというのはある意味で羨ましい。過去に国民的なスターになった人は、体力を温存しながら仕事をしていけばかなりの年まで、定年を心配しないで働けるようだ。医者や弁護士と同じように専門職である強みと言ってよいだろう。一方、われら庶民は定年後の仕事をどう見つけるか、年金ではたして食べていけるのか、そんな心配ばかりである。
この前立腺ガンというのは自分の知人や友人たちの間でもよく聞く病気である。先輩のある方は、手術をして、80代の半ばまで生きられた。自分のある友人は家業を息子に譲り、体力を消耗しないように、静かに暮らしている。外見ではまったく病気とは思えないのだが、やはり前立腺ガンに苦しんでいるという。
ネットで調べると、次のような症状があるようだ。
(1)尿の回数が増える。(特に夜中)
(2)排尿のあとに直ぐにトイレにゆきたくなる。
(3)尿が出にくく、下腹部に不快感がある。
(4)尿が出るまでに時間がかかる。
(5)排尿の時に、若いときのような勢いがない。
自分に当てはめると(1)と(2)は該当するとおもうが、(3)~(5)は該当しないから、まだ大丈夫だと思う。ただ、病状が進むと、腰痛や歩行困難になるという。怖い。この年になると(67歳)、知人や友人が次から次と病に倒れていくので怖くて仕方がない。
西郷輝彦は自分より若干年上である。自分が中学生の頃にすでにデビューしていたから、そのころは、ずいぶんと年長に見えた。西郷輝彦は17歳の時に、『君だけを』でデビューしたのだ。自分は当時中学2年生であったから、堂々と愛の歌を歌う西郷輝彦は、ずいぶんと大人びいて見えた。でも本当は3歳しか異ならない。子どもの頃の3歳や4歳の年の差は、とても大きく思えるものだ。
自分と同世代の人々がだんだんと病に倒れていくのを聞くと寂しくなる。自分も気をつけねばと思うのだが、とにかく80歳ぐらいまで健康でいたいと願うのだ。