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2015-10-10

今日は本屋に行っていろいろな本を立ち読みする。『老後破産」長寿という悪夢』(NHKスペシャル版)を手にとって少し読んでみる。冒頭に老後破産の2つの事例が紹介されている。読んでいるうちに暗澹たる気持ちになった。

一つはある男性の事例である。むかし会社員としてバリバリと働いていたが、ふと思い立ち独立して居酒屋を経営する。初めはうまくいくが次第に経営が悪化して店をたたむ。現在は月10万(厚生年金+国民年金)で生きているという。アパートは家賃が6万であり、残りの4万で生活をする。年金の支給の直前になると全くお金がなくなり、麺100円ほどで生きていく。

電気は今止められている。テレビも見れない。洗濯は台所で食器用洗剤を使って洗うという。なるほど電気がなくても生きていけるのか。ラジオを聴くだけが楽しみである。唯一の贅沢は年金支給日に近くの大学の学生用食堂に行き400円の定食を注文することだそうだ。

次の事例は80歳の女性の物語。若い頃は販売員をしていた。そして退職する時に厚生年金を一括支給のいう形でもらった。生涯にわたる年金支給という形も選択できたが、なぜか一括してもらったそうだ。その一括支給のお金はあっという間に使ったようだ。そのために、現在は国民年金だけに頼って生きていく。その生活ぶりは読んでいて苦しくなっていった。

参考になることがたくさん書かれているので、購入することにした。でも新刊では買わずに、アマゾン経由で古本を注文する(1円でも節約をするために)。数日後に到着することと思う。そしたら、このブログでさらに紹介したい。

 

自分自身を振り返る。来年の4月から年金生活だがやっていけるかどうか。自分は晩婚だったので子供はまだ大学生だ。下の子が卒業するまであと3年半ほどある。この3年半の間は、とにかく病気をしないで何とか仕事見つけて稼いでいかなければならない。ある程度のお金が入るパートの仕事を現在探してところだ。

子供を卒業させてからどうなるかだが、相変わらず生活は苦しいだろう。人によっては、のんびりとした年金生活が待っていると定年の日を楽しみに待っている人もいるが、自分には無理な話だ。

いろいろネットで調べたりしたが、破産を避けるポイントは(1)病気をしないこと(健康管理をすること)、(2)生活をダウンサイズすること、(3)冠婚葬祭は不義理をすること、(4)車は手放すこと(田舎に引き込む自分にはこれは不可能な話だ。でも買うとしたら中古車だ)、(5)少しの仕事でもできる副業を見つけること、である。

30年ほど前、ある女性と老後の話をしたことがあった。その女性は独身で気ままに暮らしていた。「年をとって苦しくなったら、どうするか」という話になったら、その女性は「そのときは自殺でもする」と言っていた。しかし、実際に年をとってみると、1日でも長く生きていたいと思うのが人間だろう。若い頃は気楽に「年をとったらその時に考える」と言っていた人も、いざその日が来ると真っ青になるのだ。

アリとキリギリスの寓話がある。現代日本の問題は、アリもキリギリスの両方とも老後破産に面しているということだ。