身寄りのない高齢者を誰が介護してくれるのか。
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少子高齢化が進んでいる。そして、子供がいない高齢者、結婚していない高齢者が増えている。自分の世代はほとんどが結婚している。しかし、自分の甥や姪、若い従兄弟・従兄弟たちには結婚しない人も増えてきている。

妹の二人の娘(自分からは姪にあたる)は、女性なのだが、全く結婚願望がない。二人は、きちんとした仕事を持っていて、さらに実家から職場に通っているのであるからだろう。男性とのデートは面白いと言っているが、結婚して、一緒に暮らして相手の面倒をみる、のは想定外のようだ。

だんだん、結婚にメリットを見出さない人が増えてきている。自分も今の時代、若者ならば、結婚しないで自由気ままな生き方を選択したかもしれない。

さて、個人の段階では自由気ままな生き方は、それはそれでいいのだが、社会全体で見ると大きな問題となる。つまり、高齢者の面倒を見てくれる若い世代がいなくなるのだ。

いざ、病気で入院、介護施設に入居しようとしても、保証人が必要だ。あわてて探して、遠縁の親戚や、近年は滅多に会ったあったこともない甥や姪にお願いすることになる。

自分は母の介護や入院の保証人であった。保証人は二人必要だと言われて妹に電話して保証人になってもらった。結構、呼び出される。母の調子が悪いとか、胃ろうの管を替えるのに付き添ってくれなどと、よく立ち会った。幸いにして職場の近くの病院だったので、タクシーを飛ばしたりしながら、立ち合いには何とか間に合った。

もしも、母に子供がいなくて、遠くに住んでいる遠縁の親戚に形式的に保証人になってもらったとしても、手術の立会いや、日常品の買い物を依頼されても対応できない。その時は、母はどうしたのだろうかと思う。行政が何かやってくれたのか。

今後は、高齢者は、保証人が見つからないので、入院や入居を断られる事例がたくさん出て来ると思われる。身寄りのない高齢者を誰が面倒見て来るのか、介護してくれるのか、分からない。

もしも、できることとしたら、高齢者同士で一緒に住むシステムを広めることであろう。シエアハウスのような所に、5〜6名で住む。入院する時は、互いに保証人となる。手術などの付き添いも互いに行う。亡くなった時はその財産はシエアハウス全体の財産として残す。そして、世代交代もあるだろうから、適宜、比較的若い高齢者が入って来る。

こんな風にして、グループで一緒に生活をしたらと思う。個室で自由に暮らしたい人もいるだろうから、自分の部屋は確保してある。ただ、今などは共同で使用する。喧嘩なども絶えないと思うが、その時は、自分が気に入ったシエアハウスに移動する。そんな風にすれば、何とか高齢者同士で助け合っていけるのか、と思う。