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今日から12月だ。つまり、12月1日だ。毎年、この日になると企業年金の振り込まれる日である事を意識する。今、パソコンで確認したら、まだ振り込まれていない。今日は日曜日なので、明日である月曜日に振り込まれるであろう。だいたい、その金額は、4万3千円ほどだ。
自分は会社で働いていた時は、その会社は大企業だったので企業年金制度があった。平均して、月に2,000円ほど掛金とした払っていた。自分は4年半ほど働いていたので、年間で24,000円それを4年半なので、108,000円ほどを払っていた。
今、自分はもうじき70歳になる。この10年間毎年12月の初めにもらってきたので、明日受け取るとしたら、合計で43万円ほど受け取ることになる。
支払ったお金が合計で11万円ぐらいあるのに、もらう金額は43万円ほどであるので、企業年金というのは随分とお得な制度だったのだと、改めて実感する。
自分はあと10年は生きるつもりなので、もらう金額はもっともっと増えることになる。
若い時は「年金なんて、先の話で関係ない」と軽視しがちだが、自分の今の年になると、会社や国家から強制的に天引きされていた年金制度のありがたさを痛感する。自分の性格からして、貯金をして老後に備えるなどということは絶対にできなかった。その証拠に、この年になっても、貯金はほとんどない。
それでも生きていけるのは、年金と嘱託の仕事からもらえる給料のおかげである。