2016-04-18
自分の年金仕組みがよく分からない点がある。いくつかの年金を受け取れるようだ。自分は3回ほど転職をしたので、少ない金額だが合計4つの機構から年金を受け取ることができる。
(1)企業年金連合会:会社で10年以上働くと厚生年金基金から年金が支給される。しかし、自分は働いた期間が短いので、企業年金連合会から年に一回だけ、年末12月01日に支給される。これは自分が60歳になってから満額支給されている。60歳になったらすぐに支給されるという点がありがたい。
(2)日本年金機構:日本年金機構が支給するのは老齢基礎年金と老齢厚生年金である。老齢厚生年金だが、65歳になるまでは特別支給の老齢厚生年金をもらっていたのだ。そう60歳から65歳までの5年間だが、隔月ごとに8,349円が振り込まれていたのだ。月平均で4000円ほど、でもないよりはましか。(これは厚生年金ならば、企業年金連合会から支給されてもいいと思うが、なぜ日本年年金機構から支給されるのか、ちょっと不思議だ)
老齢基礎年金だが、満額は780,100円なのだ。これは20歳から60歳までの40年間きちんと納めた人がもらえる。しかし、自分は学生時代の3年間は未納だったので、満額まではいかない。そんなことで、711,841円が支給となる。月あたり、59,323円だ。
(3)公立の共済組合:いままでは退職共済年金と老齢厚生年金を60歳から受け取っていたが、両方とも在職停止で、本来もらえる額の1割程度しか受け取っていなかった。そして、65歳になってからの通知には、老齢厚生年金の部分はマイナスとなっている。これは、いままで日本年金機構からも受け取っていたので、その分を減算していくようだ。つまりこれから月にせいぜい2,000円程度の支給しかない。
(4)私立の共済組合:65歳に達したので、「本来支給の老齢厚生年金」を受け取ることになる。一元化になったのだが、「経過処理として、経過的職域加算額」として、ある程度まとまった金額がもらえるようだ。しかし、これは6月15日からの振り込みからである。4月15日に振り込まれた分は2月3月で自分が在職中であったために、非常に少ない。
こんな感じで自分が一体全体いくら年金がもらえるかまだ分からない。計算が複雑で、分かりづらい。ただ、政府は金額を減らそうといろいろと手直しをしているので、修正に修正がくわわり、また名称も変えていくので、素人には本当に謎である。とにかく、しばらくは模様眺めである。
老後破産になるかどうか、年金がいくらか分からないとどうにもならない。そんなことも計算できないのかと嘲笑されそうだが、計算が複雑で、ちょっとお手上げである。