2016-04-20

昨晩は近くの居酒屋に行った。ここは年寄りばかりがいて、ほとんどがマスターと知り合いのようだ。この居酒屋は6時頃からオープンするのだ。ふと、入り口の掲示を見る。「この店は0時には必ず閉めます」とある。どうも、「呑べえ」たちは、帰らないでいつまでも呑み続けるようだ。居心地は良いところなので、真夜中を過ぎても飲む客がいるようだ。

マスターとその奥さんは、もう60代か70代か。老夫婦二人でこの居酒屋を切り盛りしているのだ。でも、夕方の6時ぐらいから12時ぐらいまで少なくとも6時間は働いている。事前の準備とか終わったあとの片付けと含めると、実働毎日何時間ぐらいなのか。年を取ってからも働いているな、と感心する。でも、もしかするとこの夫婦は年金をもらっていないのかもしれない。

今日は焼酎「黒霧島」をお湯割りで注文する。なみなみとコップに注いでくれる。美味しい。ちょうどよい温度だ。自宅で飲むと焼酎はあんまり美味しくない。何故か、自分の焼酎の温め方、お湯の割方が下手なのだと思う。電子レンジで温めるのはやめたほうがいいのか。居酒屋はやはりプロだ。焼酎を美味しく飲ませてくれる。

サンマを注文して、黒霧島を飲みながら、自分の老後を考える。老後破産になるか、いろいろと計算をする。子供の学費、車の買い換え、自宅の修繕、たくさんの出費と少ない収入。だが、色々と考えても仕方がない。今はこの瞬間、黒霧島を楽しもう。


アパートに戻ってからは、ふと思い出して、加藤紗里のブログを久しぶりに訪れる。彼女のブログの訪問者の数は相変わらず多いようだ。Amebaでの芸能人の総合ランキングで32位である。一時期の勢いはないのだが、それでも強豪がひしめきあうアメブロの芸能人のランキングで32位は立派である。ほとんど無名のモデルがとにかく名前を売ったのであるから。

そして、彼女のブログはそれなりに面白い。読者のネガティブなコメントを上手に使いながら、次第にファンを増やしているようである。彼女の文体は今時の若い人の文体か、でもなかなか洒落たことも述べている。決して嫌みではなくて、ファンからのコメントに上手に切り返している(自分は彼女のブログ執筆には誰かアドバイザーがいるのではと推測するのだが、どうだろうか?)

気になった記事がある。4月18日の「今日は出版社で大冒険だ〜〜♡。。。の件」である。彼女は出版社「双葉社」へ行ったとある。訪問の目的は企業秘密なのか書かれていないが、この出版社は天地真理がダイエット本を出版した会社である。

おそらく、彼女は双葉社から美容かダイエットの本を出すのではないか。狩野英孝との話をちょっと交えて自伝的な要素も付け加える本ではないか。

とにかく、彼女の必死さというか、ちょっとした機会は逃さずに掴もうとするガッツは私のような年寄りも見習うべきだろう。「老後破産」に恐がり、ただ震えているだけの後ろ向きの人生はよくないのだ。

kato
加藤紗里のブログより