マスコミの情報をどう判断するか。
スポンサーリンク

2016-05-28

正確な情報をどうやって入手するかは、現代人の最大の悩みである。自分は現在は、新聞を購読していない。テレビも見ない。であるので、定期的に何かの情報源を頼って情報を入手することはしていない。

新聞は一つの新聞だけを定期購読するとバイアスがかかってしまう。テレビでニュースを聞くのもいいが、ニュースキャスターの人たちの、紋切り方の答え方、どうでもいいことを喋り立てる様子にはイライラしてしまう。

じゃどうすればいいのか?自分は、ネットを中心に様々な情報を入手するようにしている。ネットでは、偏った情報が多いのだが、それらを沢山並べて見ていくと、そして常識を用いれば、何やら真実らしきものが見えてくる。

マスコミの特性を理解することだと思う。英米系のニュース会社の報道を購入して、それを垂れ流す日本の新聞社、取材する新聞記者は初めから結論ありきで、見てきた材料を強引に持論に結びつけるだけのことが多い。自社の政治的な主張にすべての報道材料を利用しようとする新聞社。

週刊誌はこれまた問題だ。とにかく、売上を最大限に伸ばすことが彼らの仕事だ。文春の今週号を本屋で立ち読みしてきた。舛添の話は相変わらずである。もう一つ大きな見出しだったのが、東大生「強制わいせつ」という記事である。東大生たちが悪ふざけをして、「女の子のお尻を叩いて胸を揉んだ」という記事だ。見出しは下の画像を参照のこと。

読んだが、内容はとてもショボイ。「東大生」というだけで、天下の文春に実名まで上げられ、親まで執拗にインタビューを求められるとは、加害者たちにむしろ同情をする。しかも文春の内容は警察報道にプラスするものは何もなくて、それを無理やり引き延ばしている。ショボい記事に「東大生」を強調する文を加筆して、売上を強引に伸ばそうとしているだけである。

もちろん、悪ふざけをした学生たちが悪いのであるが、東大生でなければ、こんなに大げさに取り上げられなかったろうと思う。

こんな時代は、マスコミの流す記事を見たら、その裏を読み取る訓練をすることは必要だと思う。文春の記事を見たら、記事そのものよりも、その記事を何故に文春は報道の価値ありと考えたのか。何故に売上に貢献すると考えたのか、その点を中心に記事を読むようにしている。

パナマ文書の流出した事件も本来ならば、大騒ぎになる事件なのだ。タックス・ヘイブンにある法人ということで、報道関係者の食指が動くことは間違いなかったろう。しかし、日本の報道では細かく内容が報じられることはなかった。それは所在地が外国ということもあるが、文春の取材力・資金力では、ソースに近寄ることさえもできないのであろう。

要は、何故このトピックを取り上げるのか、その意図は何か、何故このトピックは全然報道しないのか。どのような圧力があったと仮定できるか、何故に報道に関して自己規制をしたのか、などを考えて、ニュースを読んでいくことだ。そうすると何やら真実らしきものが見えてくる。

先ほどの東大生の事件では、東大生というブランドがまだ注目を浴びるので、商品価値があること。文春はそれを最大限利用して記事を面白おかしく仕上げようとしたが、警察発表以外の内容はないので、内容はスカスカだ。文春の編集部でも内容はスカスカだという自覚はあったろうが、それでも東大ブランドで売上に貢献できるとの判断で見出しを大きくとったという印象だ。

とにかく、賢い読者でありたい。向こうは騙して買わそうとしてくるのであるから、こちらは騙されないように知的武装する必要がある。

スクリーンショット 2016-05-29 0.43.28