2016-03-10
『週刊文春』3月17日号を買ってしまった。先般、ホリエモンが「週刊文春なんでクズだ、あんなのを買う人間も同じくクズだ」というようなことをツイッターに述べてから、何となくその言葉が心に残り、週刊誌などを買って他人のプライバシーを覗き見るようなことは自分はしまいと思っていた。しかし、今週号は面白そうなので、つい購入していまった。「意志が弱い自分、クズな自分」ということになるだろう。
「ゲス川谷が本誌に独白激白」という記事がある。週刊文春の記者が川谷の携帯に電話したら、あっさりとインタビューに答えたそうで、その内容が紹介されている。特に目新しいこと、話題になることは言っていないのだが、週刊誌の見出しの付け方としては、「独白激白」と付けざるを得なかったのだろう。
川谷は週刊文春のおかげで、こんな大騒ぎになったのだし、文春を憎んでいてしかるべきと思っていたが、平気で電話取材に応じる。この辺りの神経は分からないところだ。
ホリエモンは文春が宇宙ロケットで50億円を騙し取られた話を聞きたいと電話を入れた時には、返事をしないで、逆襲して、文春の記者の携帯番号をネットに晒したほどである。それほど嫌っている。その意味では「ゴシップ週刊誌は相手にしない」という原則は貫いていると思うので、まあ立派であるということになろう。
今週号には、「小泉純一郎元妻が手記に書けなかったこと」という記事もある。離婚などいろいろなこともあったが、息子さん3人も立派に育っているので、これは素質が遺伝したのか、それとも育て方が上手であったのか、どちらかわからないが、羨ましいと思う。
3人の子供達は時々会っているそうだ。なるほど。しかし、今週の『週刊文春』は、あんまり驚愕の暴露記事はなかったなという印象だ。これでいいのだろうと思う。あんまり毎週、暴露記事がある方がむしろ異常なのだ。