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このところ、入ってくる年金の額を計算したり、今後の支出の見込み額と比較したりしている。大きな反省は現役の時、まだ金銭的に余裕がある時に、個人年金に入っておくべきだった、ということだ。
今の自分は次男の学費と下宿代の捻出に苦しんでいる。嘱託の仕事や副業を頑張っているのだが、なかなか毎月の収支がプラスにならない。大きな支出が何か毎月あって、貯金が減っていく一方である。この調子でいくと、もうじきに、貯金が底をつく。これは恐怖である。こんな時に、夫婦の一方が病気になったら、完全に万事休すである。
情けないことに、65歳を超えると、ローンが申し込めなくなる。というか難しくなる。カードローンが何歳まで可能かどうか調べると以下のようになる。(http://お金借りる成功ガイド.jp/senior.php)
- みずほ銀行カードローン:20~65歳
- 三井住友銀行カードローン:20~65歳
- 三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」:20~64歳
- 新生銀行カードローン「レイク」:20~70歳
- オリックス銀行カードローン:20~65歳
- ソニー銀行カードローン:20~64歳
自分の年齢66歳だが、相手にしてくれるのは新生銀行ぐらいだ、ということがわかる。65歳の誕生日を迎えた時に、いくつかのクレジット会社から、カードローンはもうできない、との通知を受けたことを思い出す。
消費者金融はもう少し、年齢には寛容であるようだ。だいたい69歳までは借り入れ可能のようだ。(http://oh-ganesha.com/entry-55/)
大手消費者金融
- アイフル…20~69歳
- アコム…20~69歳
- ノーローン…20~69歳
- プロミス…20~69歳
- モビット…20~69歳
しかし、何か担保が必要だ。年金を受けているから、それが担保になるのではと思うのだが、それでは難しいようだ。消費者金融は、銀行ローンよりも寛容なのだが、消費者金融は貸金業法の規制を受けるので、年金収入だけでは、申込み不可」となっている。
自分がお金を借りる時には、今の自分の嘱託の仕事が正規の仕事とみなされることが必要だ。とにかく、自分がお金を借りようとするとかなり苦戦しそうだ。
とにかく若い頃に、年金を増やしておくべきだったのだ。どこか個人年金に加入すべきだったのだ。すると、強制的に保険料を支払うことになって、それが貯金になったのだ。
あるいは、国民年金の付加年金を利用すべきであった。これは、通常の国民年金保険料に上乗せして毎月400円を納付すれば、付加年金が上乗せされる仕組みになっていいる。その計算によれば、40年の間、毎月400円多く払っておけば、国民年金が月計算で8,000円増えるのだそうだ。
今の自分の財政状態だと、月に8,000円の増加はとてもありがたい。であるので若い人へのアドバイスとして、付加年金への参加を申請して払っておくといいだろう。
若いころは、自分は貯金を十分に貯めるので、老後は自分でなんとかする、と生意気なことを考えるのだが、現実は、貯金はたまらない。貯金があれば、人間は使ってしまうものだ。そんな人間の習性をよく知っておくべきだ。