2015-10-08

私の誕生日が近い。先日だが、市役所から「介護保険被保険者証」が送られてきた。えーつ?と驚く。自分がそんな年になったとは信じられない。長い間、母の介護をしてきた。母の介護をするたびに、母の介護保険の被保険証は利用させてもらった。ケアマネージャーの方と相談する時、クルマ椅子や補助器具を借りる時など、やすく借りることができて、本当にありがたかった。

また、老人ホームに母がお世話になった時もかなり金銭負担の軽減となった。母がなくなるまでどれくらい介護保険にお世話になったか、感謝の気持ちで一杯である。そんなことで、介護保険被保険証は老いた母のイメージと強く結びついていた。しかし、自分がその対象になるとは!?しばし、驚いたままである。

自分の気持ちはまだ若いままである。30代の初め頃から、全く同じような意識である。人生経験をいろいろ積み重ねてきたので、少しは賢くなったと思うが、基本的にはあの当時から、変わっていない。

同封されていたのは、「口座振替のご案内」という文書であった。介護保険料は、原則として年金からの引き落としになるが、65歳になった当初は、納付書又は口座振替の支払いになるという文面がある。それならば、口座振替の手続きは面倒なので、納付書による支払いにしておこうかとも思うが、どうすればいいのか。何ヶ月ぐらいしてから年金からの引き落としになるのか。

いろいろな手続きが待ち構えている。年金関係でもかなりある。記録にきちんとつけながら見落としのないようにしたい。また、医療費の控除など、今までは気にも留めていなかったが、来年からは現役から年金生活に入るので、収入が減る。諸経費節約の意味からも諸制度を詳しく調べておきたい。


ブログを書く時は画像があると文が生き生きする。その画像を時々は「ぱくたそ」という日本の無料サイトから選んでくる。今回は老人問題と絡むので、「老人」「高齢者」というキーワードで画像検索したらヒット数はゼロであった。ちなみに「若者」「子供」で検索すると、それぞれ10件、156件である。画像の世界でも、老人と高齢者は冷遇されているようだ。

アメリカのPhotoPinという無料画像サイトで[senior citizen]で検索すると、22,931件ヒットする。その中で良さそうな画像を選ぶ。下の画像である。アメリカの高齢者は存在を許されているが、日本では高齢者たちは居場所がないのか。

photo credit: Stretnutie seniorov v divadle Aréna via photopin (license)
photo credit: Stretnutie seniorov v divadle Aréna via photopin (license)